牛肉や鶏肉のワイン煮になります。
はじめに
どのレシピも美味しかったので今回は鶏肉でチャホフビリを作ってみます。
チャホフビリは、牛肉や鶏肉を白ワインで煮込み米でとろみを付けたスープです。香草の香りとワインビネガーの酸味、トマトやワインの旨味が合わさったとても美味しい料理になります。
それでは作っていきます。
作り方
○材料
鳥モモ肉 300g
タマネギ 1個
トマトピューレ 50mL(4倍濃縮)
トマトの水煮を使う場合は缶詰1/2の200mLくらい
白ワイン 1カップ
水 1カップ
バター 5g
油 大さじ1
ワインビネガー 大さじ1
米 大さじ1
塩 小さじ2
ニンニクチューブ 小さじ1
黒胡椒 小さじ1/3
コリアンダー 小さじ1/3
薬味(万能ねぎ) 1本
好みでパクチー、パセリ、ミントを加える。今回は万能ねぎのみ
○手順
1.鶏モモ肉は一口大、タマネギは薄切りにする
2.鍋に油を大さじ1入れ鳥モモ肉を炒めて火が通ったら取り出す
3.鍋にバター、タマネギを入れきつね色になるまで炒める
4.米、トマトピューレ、白ワイン、水、ワインビネガー、塩、炒めた鶏もも肉を入れ20分煮込む
5.にんにくチューブ、黒胡椒、コリアンダーを入れて火を止める
6.器に盛り付け万能ねぎを入れて完成
それでは写真付きで作業手順や詳細な作り方を紹介します。
まず、鶏肉を炒めます。炒めているときの写真は撮り忘れた。取り出したら表面が乾かないようにラップをかけておきましょう。
それからバターを加えてタマネギがきつね色になるまで炒めます。メイラード反応が進み香ばしい香りがしてきます。
ここに各種材料を入れて煮込みます。この状態で味見すると、ワインビネガーの尖った酸味であんまり食べれたもんじゃありません。20分ほど煮込みます。米は入れる前にお湯で洗い水を吸わせておくと溶けるのが早くとろみがつきやすいです。余ったご飯を使ってもいいでしょう。
20分後、ニンニク、コリアンダー、胡椒を加えて調理は終わりです。器に盛り付けネギを散らして完成です。パクチーは苦手なので載せません。
実食
それではいただきます。
ちょっとしょっぱいですがとても美味しい。何がいいかってワインの旨味、香りが残っていてワインビネガーの酸味で味がしまっている。香辛料が食材の味の邪魔をしてないんですよね。とても食べやすくて美味しい。
スープ単体だとちょっとしょっぱいですが、バケットにつけて食べるのが本当に美味しい。糖質制限なんかしてなくてよかったって心から思えるくらい。
肉は煮込むほど美味しくなると思いがちですが、水分が抜けて固くなってしまうのでこれくらいの煮込み時間がちょうどいいんでしょうね。味がしっかりしみていてぱさつかずふっくらジューシーです。
おわりに
グルジア(ジョージア)料理のチャホフビリという白ワイン煮込みを作ってみました。今回は鳥モモ肉で作りましたが、牛モモ肉作ることもあるようです。レシピは肉を変えるだけで大丈夫。あと、肉の重さとか、トマトピューレの量とか細かい数字は気にしないで目安で作っても美味しさは大きく変化しません。
トマト缶だと家庭の味、トマトピューレを使うと裏ごしされているのでお店の味に近くなります。
というわけで以上になります。これまで作ったグルジア(ジョージア)料理も合わせてご覧ください。
参考文献
家庭で作れるロシア料理
コメント
コメント一覧 (2件)
これは是非とも作ってみたいと思いました。
今日はチヒトマを作ってみましたが、たしかにやさしい味でした。
最後に煮立て過ぎたようで、せっかくきれいに乳化していたスープが、少し分離した感じになりましたが、舌触りはなめらかでした。
成文社賄いさん
コメントありがとうございます。
チヒトマ作られたのですね。煮立ててちょっと分離しても味はあんまり違わないと思います。
薄く伸ばした茶碗蒸しみたいな味なので抵抗感なく食べれますよね。