紙やすりで磨いてサビお落としてから空焚きします。それから軽く洗ってから油でコーティングを作れば元通り。
はじめに
鉄のフライパンは使用前に油を加熱してコーティングを作れば雑に扱っても錆びにくく手入れも楽です。
しかし、コーティングが剥がれてしまった場合はそこからコーティングが剥がれたり錆が出てしまいます。
こうなったらフライパンを再生させましょう。
鉄のフライパンの再生方法
長時間使わないと育たないと思われがちですが、2-3時間で黒いフライパンになります。細かな話はこちらの記事を参考にしてもらえればと思います。
手順としては、
1.紙やすりで錆を取る
2.空焚きして表面をマグネタイトにする
3.油を塗り加熱する
4.数回塗って完成
といった感じです。
使用する油は、ハイオレックタイプのベニバナ油やグレープシードオイルです。
錆びたフライパンを再生させる
再生前がこれ。
雑に扱って残念な感じになってしまいました。これを紙やすりで磨いていきます。
錆とコーティングが落ちたら水洗いして汚れを落とし加熱します。最近のコンロは温度センサーが付いているので、センサーがある場合はカセットコンロをつかいましょう。
これはセンサーを取り外したりするために中を開けたり、センサー部に細工をするとうまくガスが出ない場合があり、安全上問題があるためです。
空焚きの目安は焼いて灰色っぽくなったらおわりです。画像はロストしたので後日。
冷めたら水洗いしてから油を引いて加熱しコーティングを作っておわりです。
クッキングペーパーに油を付け薄く伸ばして加熱します。こうするとコーティングにむらができずい均一な仕上がりになります。
加熱するとすぐに煙が出て色が変わってきます。こうなったら冷ましてOKです。
この操作を数回繰り返します。
3-4回繰り返したのがこちら。黒くしたければもう少し加熱すれば黒くなるのでこの辺は好みで。調理を繰り返すうちに黒くなるので面倒ならこれでもOKです。
再生作業を始めてから2-3時間でほぼ元通り、黒いフライパンにもどりました。
使い終わった油を引いたクッキングペーパーは水によく濡らして処分します。そのままにしておくと天かすと同様に酸化して発火する可能性があります。
おわりに
鉄のフライパンは、雑に扱って錆びてしまってもちゃんと再生すれば元通りになります。
コーティングを付けて元通りになれば洗剤で洗ってもトマトを炒めても錆びることはありません。また、手入れにも手間もかからず、洗剤を使っても水が付いたまま置いておいても錆びることはありません。
テフロンのように買い換える必要もなく、一生使えるので鉄のフライパンを使ってみてはいかがでしょうか。
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