クジラ肉でシャシリクを作る

クジラの臭みを抑え、香辛料の香りとクジラの旨味を味わうことができます。

はじめに

クジラは日本で古来より食べられてきた食材です。特に江戸時代には鯨肉調味方が発行され、数多くのレシピが収録されました。

しかし、捕鯨規制や他の安価な食肉の流通によって、現在クジラを食べる習慣はほとんどなくなってしまいました。

今、クジラ料理といえばコロをくじら汁にしたり、赤みを竜田揚げや大和煮、さえずりをおでんにとあまり多くのレシピが思い浮かびません。

和の食材で伝統食もいいのですが、世界中の食材が手に入る現代なので他国の肉料理をクジラで展開してみようと思います。

クジラのシャシリク

シャシリクはロシアや中央ジア圏の料理でマリネ液に漬けた肉を串に挿して焼く簡単な料理です。トルコ方面ではケバブになるので香りはそっち系です。

この料理は本来羊で作られますが、臭みを消す効果も高いのでクジラのような独特の臭みのある食材に向いている料理です。今回は臭みが強い食材なのでショウガも少量使います。

◯材料
クジラ赤み      500g
タマネギ       1/4
ニンニク       1片
ショウガ       ニンニクと同量
油          大さじ1
塩          大さじ1/2
白ワイン       50mL
胡椒         小さじ1/4
クミンパウダー    小さじ1/4
コリアンダーパウダー 小さじ1/4
カイエンヌペッパー  小さじ1/4

◯工程
1.タマネギ、ニンニク、ショウガをすりおろしてクジラ以外の材料を加えマリネ液を作る
2.クジラを3cm前後に切りマリネ液に2-3時間漬ける
3.串に挿して焼く(フライパンで焼いてもOK)

工程はすりおろしたマリネ液に浸して焼くだけなので超簡単です。

一応画像を交えて詳細な工程も紹介します。

まず、マリネ液を作ります。タマネギ、ニンニク、ショウガをすりおろして他の酒類、調味料を全部入れます。

次にクジラの赤身を3cm前後の食べやすい大きさに切っていきます。血が気になる場合は水にさっと晒して軽く血抜きをしましょう。

マリネ液にクジラを入れよく混ぜたらビニル袋に入れて2-3時間寝かせます。このとき、ボールに水をはって袋を沈めれば簡単に空気も抜けます。

寝かせる時間は最短で2-3時間必要なので翌日まで浸け置いても大丈夫です。この辺は適当に。

漬け終わったら串に刺してグリルで焼きます。

焼き時間は中火で10分。

焼き上がりはこんな感じで肉の角は焦げてものすごく美味しそうに見えます。

 

さて、クジラのシャシリクの味ですが、びっくりするぐらい美味しい。

肉はパサつかずに柔らかくクジラの嫌な臭みがありません。クジラの旨味と香辛料の香りが調和してものすごく美味しいです。

すりおろしたショウガを少量加えましたが、ショウガの強い香りはせずに臭み消し成功しています。これはマイクロプレインのおろし器の効果と言えます。

関連記事:マイクロプレインのおろし器

おわりに

クジラは竜田揚げや大和煮といった和の調理法以外でも美味しく調理することができます。今回作ったシャシリクはケバブのような香りですがクジラ肉との相性は抜群です。

クジラ肉はあまりスーパーで見かけませんが通販で購入可能です。

現在、アマゾン、楽天は鯨肉の販売を禁止していますが、他の会社の通販や大きい所だとヤフーで購入することも可能です。

外部リンク:鯨肉を探す|ヤフー

夏季限定ではありますが、南房総でツチクジラの解体と一緒に見学するのもオススメです。

関連記事:ツチクジラ解体の見学

味付けのもとになった料理はグルジア料理です。

関連記事:シャシリク(羊の串焼き)|グルジア(ジョージア)料理

他のグルジア料理もとても美味しいのでこちらも御覧ください。

関連記事:グルジア(ジョージア)料理レシピのまとめ 

参考資料

神戸山手セミナーブック 3 「鯨と人のために」

コメント