豚バラ肉のローストポークの作り方

オーブンを使ってしっかり火を通しつつしっとり柔らかくジューシーに仕上げます。オーブンを使えば細かな火加減を調整する必要もないし、放置で簡単に作れます。

目次

はじめに

ローストポークは色々なレシピが考案されています。低温調理を用いたもの、火を通す工程と焼き色をつける工程を分けるものなど様々です。

複雑で手順の多い作り方は、完成度が高く美味しいのは間違いないのですが正直に思うところ面倒に感じます。

今回のレシピはオーブンに突っ込んでおくだけで作れる簡単なものです。

作り方

○材料
豚バラ肉  500g
塩     5−7g
黒胡椒   小さじ1

ハーブ   適量
ジャガイモ 適量(他にもこのみで適量加える)
オリーブ油 大さじ1−2

豚バラ肉を用いる理由は固くなりにくいからです。赤身が多いロースは固くなりやすいため、ローストポークには不向きと言えます。一方でバラ肉はコラーゲンが多く、加熱時間を取ることでコラーゲンが軟化します。

オーブンでじっくりと焼き色をつけながら調理するのにぴったりなわけです。

○工程
1.オーブンを180℃に設定して温めておく
2.付け合せの野菜を切って皿に並べオリーブ油をかけておく
3.豚肉に塩コショウを刷り込み皿に並べた野菜の上に置く
4.オーブンで1時間加熱する
5.1時間後取り出して数ミリの厚さにカットして完成

あんまり難しい工程はなく、180℃のオーブンで1時間も加熱すれば脂身の筋の部分は柔らかく肉もしっとりとしあがります。

それでは画像つきで詳細な作り方を紹介します。

オーブンを温めている間に食材を切ったりしていきます。

最後に肉に塩と黒胡椒をすり込んだら下ごしらえは完了。全体にまんべんなく塩胡椒をすり込みましょう。

 

脂身が天井をむくように皿においたらオーブンに突っ込みます。

 

1時間後、こうなります。途中で倒れてひっくり返っていたので天井をむいていたところは焼き色が結構ついていました。焼き色を全面につけたい場合は加熱途中で肉の向きを変える操作が必要です。

肉をカットして盛り付けるとこんな感じです。

オーブンに1時間突っ込んだだけでかなりいい色に焼けて見た目はばっちしです。

さて、その味は不味いわけがありません。とても美味しゅうございます。

脂身はカリッとしていい感じにしょっぱい。コラーゲンは軟化していて簡単に噛み切れ赤身はしっとり柔らかくなってます。

肉の歯切れの良さは低温調理では味わえない食感でしょう。

おわりに

ローストポークは脂身と赤身が層状になっているバラ肉を用いるとしっとりやわらかく仕上げるのが容易です。

これはコラーゲンの軟化によるものなのでロースで作ると固くなってしまいます。

塩加減はバラ肉の重さに対して1−1.5%の分量がおすすめです。足りない場合は食べるときに塩をかけてもいいので、濃くなりすぎることに不安がある方は控えめにして食べるときに調整しましょう。

180℃のオーブンに入れて1時間放置しておくだけで簡単に作れるのでお試しください。

しっかりした焼き色を付けたい場合、砂糖を使いましょう。糖による差はこちらの記事で検証しています。

関連記事:肉に使用する糖種による焼き色の違い

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