巨大ピーマンの肉詰め

ピーマンの皮は水を通さないので船のようにしてグリルで焼くと肉汁をこぼさずに肉に焼き色をつけられます。巨大ピーマンは普通のピーマンに比べ苦味が少ないので苦手な人もこれなら食べれるでしょう。

目次

はじめに

ピーマンの肉詰めは、半分に切ったピーマンにひき肉を詰めて焼く料理です。

肉詰め自体はドルマと呼ばれる料理がトルコから北アフリカにかけての広い地域で作られているようで、日本でいう肉詰めみたいなものは結構特殊なものなのかなと思います。

関連記事:ピーマンのドルマ|トルコ料理

巨大ピーマンが手に入ったのでくり抜いてドルマ作ってもいいのですが、やっぱり肉を焼いたときにでる香ばしさがほしいので普通の肉詰めを作ります。

ピーマンの肉詰めの弱点は、肉に焼き色をつけるときに肉汁が漏れてしまうこと、ひっくり返すときに分離する事故が起こるです。これを防ぐためグリルを用います。

ピーマンの皮は水を通さない特徴があるので、ピーマンが倒れなければ肉汁がピーマンの外に流出することを防げます。また、ひっくり返す操作が無いので事故が起こりません。

作り方

○材料(2−3人分)
巨大ピーマン  2個
ひき肉     200g
玉ねぎ     1/2
塩       2g
黒胡椒     小さじ1/2

○工程
1.ピーマンを縦に切り種とワタを取り出す
2.玉ねぎをみじん切りにしてひきにくと塩、胡椒を加えこねる
3.ピーマンに具を詰める
4.グリルにアルミホイルを敷いて並べ中火で10分焼き完成

工程はざっくりこんな感じです。注意するところは焼くときにピーマンが倒れないようにすること。グラグラする場合はアルミホイルを少しまるめて支えれば大丈夫です。

それでは詳細な工程を。

まず、ピーマン。かなりでかい。15cmくらいある。

こいつを半分に切ってワタと種を丁寧に取り出します。頭の部分は取らないようにしましょう。切ってしまうと肉汁がこぼれてしまいます。

それから具を用意します。結構適当でいいし、好きな材料を加えればいいと思う。好みでクミンを足したりニンニクやハーブ、スパイスを効かせてもいいでしょう。

肉を詰めたものがこちら。よくばって詰めすぎると割れるのでほどほどに。

グリルに並べて中火で10分焼きます。

焼き上がり盛り付けたものがこちら。

ちゃんと肉の表面にも焼き色がついていて香ばしい香りがします。そんでもって肉汁が溢れてすらいない。神だ。

さて、その味ですが、普通にフライパンで焼いたものとは比べ物にならない程、肉汁が残っていて美味しい。近い料理はピーマンのドルマや小籠包でしょうか。

今までの肉詰めとはちょっと違った美味しい肉詰めとなりました。

おわりに

グリルを用いれば肉汁を逃さずに焼けます。また、肉とピーマンが調理中に分離する事故も防げます。グリルで直火のため、焼き色もしっかり付き、香りも申し分ありません。

巨大ピーマンはピーマン系の中でも苦味の少ない品種のため、嫌いな方やお子さんでも食べれると思います。巨大ピーマンでなく普通のピーマンも皮は水を通さないので同様の肉詰めを作ることが可能です。

肉汁たっぷりのピーマンの肉詰めを作ってみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次