皮付きのまま焼くことで旨味を逃さず、香ばしさが加わり絶品になります。
はじめに
ベビーコーンやヤングコーンと呼ばれる野菜は、未成熟なトウモロコシを収穫したものになります。って書くとかっこよく聞こえるけど、実際は間引いたトウモロコシになります。
なんだ出来損ないか、いえいえ、そんなことはありません。未成熟なため、芯は柔らかく、香りも食感も良いため完熟した甘いトウモロコシとは違った野菜として食べることができます。
未熟なものを食べることはよくあり、枝豆がその代表でしょう。
焼きベビーコーン/ヤングコーン
調理方法は至ってシンプル。皮を剥かずに魚焼きグリルで焼くだけ。火力は強火で10分の加熱で表面がこんがり焦げ、火が通ります。
それでは画像つきで調理を進めていきます。
スーパーでは、このような形で売られています。皮が剥かれたものは香りも落ちるのでこういうのを購入しましょう。
邪魔な葉を落としてヒゲにアルミホイルを巻きます。これは加熱による焦げや燃焼を避けるためです。それではグリルへ放り込み強火で10分加熱します。
10分後はこちらになります。一番表層の皮がこんがり焼けております。香ばしい香りがしてとても美味しそうです。
お皿に盛り付けて完成になります。
実食
それではいただきます。まず、皮を剥きます。出てきたトウモロコシはヒゲが沢山ついていますが、雑に取って食べても大丈夫です。まだ成長しきっていないので柔らかく香りもいい野菜感覚で食べれます。
皮をむいてヒゲを毟って食べます。
全然関係ないけど、むしるって漢字は毛が少ないって書く和製漢字になります。これを考案したご先祖様って結構えぐいよね。
なにもつけずに食べます。未成熟なトウモロコシですが、ほんのり甘いです。缶詰や瓶詰とは違い非常に香りが良いです。焼くことで香ばしさが加わりとって本当に香りがいい。何本でも食べれる感じ。芯も根本も食べれてしまいます。かなり柔らかい。
毟ったヒゲも食べれます。また、ヤングコーンの一番内側の皮も数枚は食べれます。とても甘く、シャキシャキして美味しいのでお試しください。
おわりに
初夏になると、間引いたトウモロコシとして皮付きで市場に出回ります。グリルに入れて火にかけるだけで簡単に調理できます。
缶詰や瓶詰にない香りが楽しめるので見かけたら購入して焼いてみてはいかがでしょうか。
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