馬鹿の肉を作る

馬と鹿をスマートにくっつけます。

目次

はじめに

存在するなら食べてみたい。馬と鹿が合わさった謎の肉ということで作っていきましょう。ひき肉を混ぜたハンバーグじゃあ芸がないのでトランスグルタミナーゼを使って力業でブロック肉を作ります。

ちなみに馬鹿と呼ばれる動物は中国で実在しています。あっちでは大型のアカシカを馬鹿と表記するそうです。中国人と筆談でコミュニケーションを取るときは注意しましょう。筆談より確実なのはGoogle翻訳です、

肉と肉を接着する技術

肉の接着には、トランスグルタミナーゼと呼ばれる酵素を使います。酵素反応によってタンパク質のアミノ酸残基同士を結合させるので、上手に接合させるとまるで一枚肉のような姿を作れます。また、味覚への影響はほとんどないのも大きなメリットのひとつです。

一方でデメリットは、入手が難しくて日本で個人が買う手段はありません。どういう訳か小売りしてないんですよね。海外では普通に入手できるので、ebayやAmazonアメリカを利用しましょう。

怪しい試薬のように思われますが、自然界から単離した微生物に作らせているので、天然由来の安全な物質です。

関連記事:トランスグルタミナーゼを料理に使う 基礎編

馬鹿肉の製作

操作は簡単です。粉を適当にかけてしっかり密着させ一晩おけば完成です。

左は馬肉、右が鹿肉です。こいつにトランスグルタミナーゼをふりかけます。

こいつを密着させ寝かせます。

面倒なので真空パックで強制的に密着させます。

ひとばん置くとこんな感じでしっかりくっついています。馬鹿肉のブロックと言った感じでしょうか。とりあえず切ってみます。

断面は肉の色の違いがあるので分かりやすいかと思います。左側の明るい部分が馬肉、右側の黒ずんでいるのが鹿肉になります。

トランスグルタミナーゼがちょっと古かったこともあり、接着が微妙なのはご了承ください。

調理

普通に焼いていきます。鹿肉がジビエ肉なので、しっかり火を通しておきます。

馬肉は焼いても明るい色で鹿肉は結構暗い色になります。

焼き上がりはこんな感じで結構美味しそうな見た目です。

断面は左側の赤っぽい部分が馬肉、暗い色の部分が鹿肉です。

さて、その味なんですけど、馬と鹿の味がします。当たり前なんですけど、口の中で違う味のする部分が咀嚼するたびに混ざりあっていく様子が面白いです。味は悪くはないですね。普通に美味しいお肉です。

馬鹿肉は馬鹿のように美味いわけじゃないけど、口の中で味が違うので混乱するちょっと舌が馬鹿になる味でした。

おわりに

馬鹿肉は、口の中で違う味のする不思議な肉でした。不味くないし、これはこれで美味しいと思います。鹿肉がジビエだったのでどうしても加熱を強くしないといけないところが課題といったところでしょう。

次回はブタゴリラの肉を錬成します。ゴリラ肉が入手できれば。

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