はじめに
枝豆はお湯を沸かしてから収穫しろと言われるくらい鮮度が物を言う作物です。近年は枝豆専用品種の登場もあり、収穫しても数日は美味しく保てたりします。
調理方法は簡単で塩茹でして塩をかけるだけ。シンプルですが奥が深い。茹でる以外にも電子レンジやグリル、フライパンを使って加熱する方法もありますが、一番美味しいのは塩茹でです。
今回は、旬に大量の枝豆を食べている農家に茹で方を教わり、私が自宅で実践している方法を紹介します。
枝豆の茹で方
枝豆 300g
塩水 1L(塩濃度1%)
塩 6g
調理工程は以上です。
茹で上がり直後は少し硬めで塩も入っていないのであまり美味しくありません。ゆっくり冷ましながら塩が入っていくのを待ちましょう。
一晩寝かせた枝豆
枝豆は調理後、冷めたくらいから食べれますが、一番美味しいのは翌日に塩がしっかり染み込んだ枝豆です。体には良くないんでしょうけど、脳みそにガツンと塩味が響きます。夏で塩分を失いやすいので本能に訴えてくる美味しさです。
茹でた枝豆は半分残して翌日に残りを食べましょう。塩加減は私が美味しく感じるくらいなので少し強めです。塩加減は各自調整していい塩梅を探してみて下さい。
塩茹で以外の調理法
電子レンジ、フライパン、グリルいくつかの調理法が考案されています。それぞれの雑感をメモ的に残しておくので気になる方はお試しください。
一番美味しく量を作れる塩茹でが枝豆の調理に適していると思います。
電子レンジ
お湯を使わないので楽です。うま味が水に逃げることが原理上ないので美味しく仕上がります。ただし、加熱時間が短くなりがちなので殻が硬く食べにくく、塩も入りにくいところが欠点です。
フライパン
炒めるので香ばしい香りが特徴です。水分が抜ける方向に進むので殻が硬く食べにくくなります。ニンニクやスパイスを使うと一味違う枝豆を食べれます。
グリル
直火なので香りがすごく良くなります。こちらも水分が抜ける方向に進むので殻が硬く食べにくくなります。また、枝豆の食感も変わり、もちっとねっとりとした食感に変わります。グリルの容積が限られているので多量に作れないのが難点。
おわりに
枝豆の茹で方に難しい操作はありません。加熱時間と最後に振る塩の量で味は決まるので、そこを調整する必要があります。茹で時間については以前検証したので参考にしていただけたらと思います。
何がいいかわからない方はまずはお試しください。色々な場所で見聞きしてデータを振った結果なので再現性も良くかなり美味しく仕上がります。
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