賞味期限が過ぎて黒変したドライトマトを調理します。カビてなければ食べれます。
はじめに
棚の奥から賞味期限が2年以上経過したドライトマトが出てきました。
普通のドライトマトは赤茶色で鮮やかとは言えないけど、トマトの赤が残っています。しかし、今回発掘したものはそれとは程遠く、黒変しています。ちなみに戻したあとの状態だけどこんな感じ。
酢を含むぬるま湯で戻した状態ですが、ドライトマトとは思えない色をしています。今回はこちらをドライトマトのオイル漬けにします。
レシピは以前作ったものとほとんど同じです。元ネタはこちら。
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腐敗について
菌、カビなどの微生物によって腐敗している可能性があります。しかし、ドライトマト表面にカビ類の付着はありませんでした。一般的に水分の少ない食材は雑菌による腐敗やカビ増殖はおこりません。
また、雑菌による腐敗はタンパク質を分解したときに代謝されるアンモニア臭だったり、腐敗臭がでたりしますし、味は苦味が強くなったりします。
こういうものを食べるときは少し口に含んで味覚、嗅覚、触覚などの五感を使っていけるか確認してから食べましょう。無理は禁物です不安だったりヤバそうな感じがしたら捨てたほうが無難です。
今回の黒いドライトマトは、黒い以外の見た目に問題はなく、匂いも変な匂いはしません。試しに口に入れてみたけど、味ともにおかしくないということで食べるに至りました。
実食
漬けて1ヶ月後、おそるおそる食べてみた。普通のオイル漬けと比べるとこんな感じ。
手前が今回の黒変したドライトマト。奥が通常のドライトマト。明らかに黒いのがわかります。
というわけで実食。
まずくない。むしろ美味しい。味に深みがあるというか、なんとも言えない旨味が増しています。熟成が進むとこんな感じなのかな。トマト風味み若干減ってるけど、マイルドな旨味が増えている感じがしてアリかなと思えるほどです。
食後、数日たっても体に不調もないので食べて問題ないものと思います。そもそも乾燥させて保存製を高めているものなのであまり神経質になる必要はないのかもしれませんね。
おわりに
賞味期限が2年以上過ぎたドライトマトは、風味が若干落ちるものの濃厚な味になり美味しいという結果でした。
こうなる前に調理して食べるのがいいんだろうけど、こういう変わったものが食べたい場合は冷暗所に保管して忘れて頃に調理してみましょう。ただし、自己責任で。
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