5年物まで食べたことあるけど、今回発掘したのは3年物。賞味期限きれたらやばくない?って思うけど、激ウマでヤバイ。
はじめに
いつの間にか過ぎている缶詰の賞味期限。あ、捨てなきゃってのはちょっともったいないです。というのも、缶詰は製造されてから時間が経てば経つほど美味しくなると言われています。
缶詰は腐らない
缶詰は、加熱殺菌して作られます。その温度は、例えばマルハニチロさんは120℃で1時間以上加熱するとのことです。この温度、時間であればボツリヌス菌の芽胞も殺菌できます。加熱殺菌を行っているので缶詰は腐りません。
賞味期限は美味しく食べれる期限が設定されています。ちょっと過ぎたくらいで食べれなくなることはありません。また、菌による腐敗がおこらないため、賞味期限がかなり経過しても食べれます。
実食
というわけで今回発掘したものを食べます。マルハのさば水煮缶になります。賞味期限は14年11月なので2年半くらい過ぎた物ですね。賞味期限が経過して三年目のものです。
それでは開けてみましょう。
匂いは普通の鯖の水煮です。汁の色が若干黄色がかっています。一見、賞味期限が過ぎているようには見えませんね。若干、身が崩れてるようにみえます。
それではいよいよ実食です。
うーん、柔らかい。身はしっとりしています。それでいて旨味がすごい。醤油もポン酢も何もいりません。そのものだけでものすごく美味しいです。もうこれだけでご飯を何倍もお代わりできちゃうくらい。
ちなみに新しい缶詰は、骨も柔らかいし、見も崩れるんですけど、身がしまっていてちょっとパサパサした硬い感じがします。あと、味はここまで美味しくなくって醤油とかポン酢が欲しくなります。
さくっと調べたけど、長期保存した缶詰のイノシン酸を追っかけてる文献とか見つかりませんでした。もし知ってるよってかたいたら教えてください。たぶん、自己分解してできた旨味や身が柔らかくなって内包していた旨味成分が外に出てるじゃないかなーと思うけど、根拠はないです。
おわりに
賞味期限の切れた缶詰、特に鯖の水煮缶は絶品です。もし棚の奥で忘れられてどうしようか迷っているのでしたら食べてみましょう。ただし、自己責任で。
各社から出てる鯖の水煮だけど、安いキョクヨーかちょっと高いマルハ月花で迷います。キョクヨーは塩味が強いので寝かせるよりもすぐ使いたい場合に使います。マルハ月花を保存用にして熟成させて食べています。色々な料理に使えて非常食にもなるし忘れた頃に食べれば美味しいのでこの機会に備蓄してみてはどうでしょうか。
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