加熱時間短めにすると美味しく仕上がります。
はじめに
コンポートは20%程度の砂糖水で果物を煮て作ります。砂糖濃度が低いため、ジャムほどの保存性はありませんが、1〜2週間程度は冷蔵庫で保存がききます。さらに長期の保存をしたい場合は冷凍しましょう。加熱により細胞膜は壊れているので冷凍による食味の変化はありません。
使う砂糖やスパイス、ハーブを工夫すると、オリジナティあふれるものも作れますが、今回は素材そのものの味で勝負します。
使う果物はビワ。
作り方
○材料
ビワ 1kg
水 1L
砂糖 200g
レモン汁 大さじ2
○工程
1.ビワ以外の材料を鍋に入れる
2.ビワの皮を剥き、鍋に入れる
3.火にかけて沸騰したら弱火で10分煮て完成
4.粗熱を取り、冷蔵庫で冷やして完成
ビワの皮の剥き方は市川さんの剥き方を参考にしてください。とても簡単に剥けます。種の周りの薄皮は取らなくても大丈夫です。
ビワの剥き方。
①軸を落とす
②縦半分に切る
③花落ち部分を落とす
④軸元に刃先を引っ掛けてえぐる
⑤花落ち側から皮を剥く驚くほどキレイに剥けるので皆さんやってみて!#ビワ #綺麗な剥き方 #簡単 pic.twitter.com/noSOBpwnSQ
— 市川 晋(市川農園)☁ (@farm_ichikawa) June 6, 2019
ビワは皮をむいて空気に触れると変色し始めるのでレモン汁を入れた水に入れて変色を防ぎます。長時間煮ると香りが損なわれるので煮る時間は短めにしましょう。
出来たてよりも2日目くらい経過したものの方が味が落ち着くので美味しくなります。
生と食べ比べてもコンポートの方が美味しく感じます。
ビワの実だけ食べても美味しいですが、シロップもとても美味しいので捨てずに使いましょう。よーくルトに加えたりフルーツポンチにしたり、炭酸で割ってもいいし、サングリアに加えてもいいし、肉料理のソースに加えても美味しくなります。
冷蔵庫で保存する場合は1-2週間で食べきってしまいましょう。長期保存したい場合は冷凍庫で。加熱して半透膜が失われているので食味は変わりません。小分けにして1年中使えます。
おわりに
ビワは旬の6月くらいに安く出回ります。庭木にしている過程も多く、直売所でも簡単にてにはいります。
生で食べるもの、と思っていましたが、コンポートがびっくりするくらい美味しかったのでまとめ買いして調理後に小分けにして冷凍保存して食べるのをおすすめします。
生産者もオススメの調理法なのでビワを入手したら作ってみてはいかがでしょうか。
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