おすすめのステンレス製水切りラック

カビやぬめりを防げる製品を紹介します。

目次

はじめに

水切リカゴの水受け皿は、水がたまるためカビや雑菌の温床になりがちです。

これは、空気の通り道なかったり、空気が入れ替わりにくかったりするため、水が渇きにくいため、カビや雑菌にとっては適した環境になります。

これを使っているときは、定期的な掃除がすっごく面倒で嫌な作業でした。ぬめりを取るためにカビキラーのような強力なアルカリ剤を使わなければならないし、硬度成分も析出しているので酸で除去しなければなりません。水抜きのドレン管がついている製品も、勾配が緩やかなのでカビやぬめりから逃れることは難しいです。

全力でなんとかしたいと考えており、据え置き型の水切りラックを導入するに至りました。導入した結果、ぬめりやカビに悩むことはなくなり、ほとんど放置で過ごせています。

今回は使っていてすごくよかったのでステンレスラックを紹介します。

ステンレスラックの良いところ

ざっと箇条書きにします。

・錆びにくい
・水切れがよく、空気の通り道も多いので乾きが早い
・水受けに勾配がしっかりついているので水が流れやすい
・カビやぬめりが出にくい
・スライドさせて置く量を増やせる

使い始めてから、食器の水切りに求めていたものはこれだったんだって思いました。水受けに勾配がしっかりついているので、しっかり水が流れます。そして、カビやぬめりも見かけなくなりました。使い続けると、水に含まれているミネラル分が析出してくるくらいです。

水切リカゴに比べたら圧倒的に衛生的といえます。

ステンレスラックの微妙なところ

置き場を選べません。流しの左右どちらかに置く形になります。使用上のデメリットや不便な点はこれくらいです。あえて言うならちょっと高いくらいでしょうか。

他の製品との比較

vs水切りカゴ

水切りカゴは安価で形や大きさが様々です。しかし、樹脂製の製品が多く、カビやぬめりが生じやすいと言えます。食器が少ない人や一人暮らしならこれでいいと思います。

vs折り畳めるラック

シンクに渡して使い、使用後は畳めるという製品です。

食器を置ける数も少なく、能力不足に感じました。隙間も大きいので小物が時々隙間から落ちていくことがあります。シンク周りに物を置いておきたくない人やミニマリスト向けの製品といった感じです。

vsシンク上ラック

シンクの蛇口の上を渡して食器を置くという製品です。これならデッドスペースを活かせると思いましたが、圧迫感があって使うのをやめてしまいました。使う人を選ぶ製品です。

ステンレスの使用上の注意点

台所は水と金属が触れる場所です。水と金属というキーワードでピンとくる人は多いと思います。そうです、錆、に注意しましょう。

ステンレスを使えばいいんでしょ、と思われますが、そういう単純な話ではありません。ステンレスでも錆びるときは錆びます。

特に注意が必要なのは、異なる金属がある場合です。異なる金属が水と一緒に接触すると、電気が流れて腐食していきます。一番身近なものだと、銀紙を誤って口に入れたときに詰め物に激痛が走ったことはありませんか。これはアルミと銀歯の間に電気が流れたためです。他にもヘアピンをステンレスの流しに置いたりして錆びることもあります。

キッチンでは、鉄やアルミ製品が結構あるので注意しましょう。作家物の真鍮や銀食器も要注意です。

異なる金属種による腐食は、ガルバニック腐食や電食と呼ばれているので、もっと詳しく知りたい人はぐぐってみてください。

おわりに

色々試したけど我が家ではステンレスの水切りラックに落ち着きました。水の溜まる構造じゃないので乾きやすく、カビやぬめりから解放されます。

スライドさせて置ける食器の量が増やせるので、洗い物が多きときに特に力を発揮します。色々な製品を使った結果、行きついた製品で全力でオススメできます。

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