ビールボーイ憧れの生ホップをやっちゃいます。
はじめに
生のホップはほとんど手に入れることができません。生産農家は、ビール会社と契約していたりするので一般販売へ流れてこないわけです。
欲しけりゃ自分で育てればいいのでしょうけど、蔓性の多年草で全長が5m以上になるのでとてもじゃないけどベランダ菜園や家庭菜園では作れないのが現状と言えます。
たまたま近くに食べたいから作っている農家さんがいて分けてもらえたので、憧れの追いホップに至りました。
追い生ホップ
ホップは毬花(まりばな、きゅうか)と呼ばれる雌株の花にあたる部分を使います。写真では上手く撮れなかったんですけど、花びら?の根本に黄色い粉があり、そのあたりから何とも言えないいい香りがします。
ビールに追いホップをする場合、ただビールに浮かべたりグラスに入れたホップにビールを注げばいい訳ではありません。そのままだと、味や香りがイマイチなので、少し揉んでから香りが出やすいようにしておくのがオススメです。細かくちぎってもいいのですが、飲むのにかなり邪魔なので、紙パックに入れたりしましょう。
では指で軽くもんで半分に割ったホップをグラスに入れてからビールを注いで飲んでみます。
味は、ほんのり甘味が増して爽やかな香りが広がります。これは美味い。ただ、撮影時にはホップがばらけてしまったので邪魔。やっぱり紙パックに入れたりする必要がありそうです。
ホップの強烈な苦みがほとんどしなかったのが以外だなといった感想になります。
おわりに
追いホップは、既製品のビールにない爽やかな香りが付与され、ビールが美味しくなりました。また、味もほんのり変わり、甘味が増して不思議な感じがします。
ビールに何かを加える文化は、日本ではあまり見られません。あってもコロナビールにライムを加えたり、ビリからなチリビールくらいでしょう。他の国を見ると、ベルギーではフルーツビールがあったり、スパイスを加えて作ったり、日本では考えられない多種多様なビールがあります。
既存の考え方に捕らわれない自由な楽しみ方は素敵だなと思います。追いホップもビールだけに捕らわれずに他の飲料で試しても美味しいかもしれませんね。
コメント
コメント一覧 (2件)
数年前から日本でも色んなビールが発売されていますよ。
フルーツ、抹茶、山椒などスパイスやハーブ、チョコレート、コーヒー等。
今や日本のビールは世界の最先端の一角を担っています。
またビールをランドルフィルターという生ホップや果皮のフレバーを追い足す装置もあります。
クラフトビールをもっとお勉強してくださいね。
マニアな情報ありがとうございます。
もっとお勉強したいと思います。