小樽の中心部から少し外れますが、展示されている車両やレール、機関庫など一日中見てても見飽きないくらいの物量です。また、車両を利用したイタリア料理のリストランテ・トレノがあります。
はじめに
小樽は、札幌の北西にある都市です。かつては経済の中心で北のウォール街と呼ばれ大変活気があったと聞きます。残念ながら現在かつてのような活気はなく、その痕跡がうかがます。
経済の中心だった、というだけはあり、北海道で一早く鉄道が敷設されました。現在、廃線となっていますが、レールや枕木などの鉄道遺構も残っており、旧手宮駅は小樽市総合博物館として鉄道車両などが保存されています。
今回は小樽市総合博物館を満喫してきたので紹介します。また、同じ敷地内にある鉄道車両を改装したレストランのリストランテ・トレノも合わせて紹介します。
小樽市総合博物館
JR小樽駅から徒歩で20分ほど。旧手宮線の廃線跡が遊歩道になっているのでレール沿いに歩いてけばたどり着けます。場所はこちら。
館内展示物は鉄人でなくても楽しめる内容となっております。様々なレール、治具、機関車のパーツから引退した車両まで。じっくり見たら一日いれるくらいのボリュームかと思います。
他にも転車台(機関車トーマスに出てくる回るアレ)と呼ばれる車両の向きを変える大型の装置もあります。
それでは撮りためた写真の一部をご覧ください。
車両は大型のなにかから客車、貨物など古今東西様々なものが展示されています。冬は雪対策でシートが被っていて見ることができないそうです。
機関庫は二つありますが、隣り合う建築物なのにレンガの積み方が異なります。一方はフランス積み、もう一方はイギリス積みとなっております。なんでなんだろう。
こんな感じで撮りためたものの紹介はおわり。普段見ることのないDD51など近くで見れるのは嬉しいなと思います。
リストランテ・トレノ
博物館の外になりますが同じ敷地内にあるレストランです。普通のレストランとは違い、車両を利用したレストランとなります。
かつては違う場所にあったそうですが、2008年から現在の場所で営業しています。詳細な経緯などはこちらをご覧ください。
外部リンク:列車レストランの大移動!「トレノ」が小樽市総合博物館へ|小樽ジャーナル
レストラン内部はこんな感じで多少古さは感じますが、大変綺麗に保たれています。
入ってみると車両感はあまりしません。でもよく見ると扇風機や網棚、座席番号があったりして車両内なんだなと改めて思います。あと、レストランにしては長方形すぎますよね。
今回はお昼だったのでランチをいただきます。
本格的なイタリアンで大変美味しくて大満足。博物館閉館後の夜も営業しております。リストランテなのでちゃんとコースを頼みたいですね。
平日だったのもありますが、小樽の繁華街のような混雑はありませんでした。小樽の運河やガラス、海産物といったイメージから少し離れるので穴場かと思います。
おわりに
小樽は歴史のある町で至る所にかつて賑わった痕跡を見ることができます。
運河やガラス工芸品以外にも良いところはあるよ、ということで旧手宮線の遊歩道を歩いて小樽市総合博物館を訪問してみてはいかがでしょうか。
その際はお昼や夕食をリストランテ・トレノで食べることをお勧めします。
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