舞台となった街を訪れる聖地巡礼ではありませんが、作中に登場するモノを見に行くという話。今回はガールズ&パンツァーに登場する戦車を見に行ってきました。
はじめに
ガールズ&パンツァーは戦車が数多く登場します。その多くは第二次大戦中に作られたもので敗戦国の日本にはほとんどありません。作中に登場する戦車で見ることができるのは、現役の10式や靖国神社の遊就館に展示されているチハなどに限られます。
実物を見るためには海外に行くしかないので最終章に新たに加わるサメさんチームの戦車を見にベルギー王立軍事歴史博物館を訪問しました。
ベルギー王立軍事歴史博物館
博物館はベルギーの首都ブリュッセルにあります。しかし、ブリュッセル中心部から少し離れているので地下鉄やトラムと呼ばれる路面電車を使いましょう。
チケットは自販機と窓口で購入できますが、自販機は難解なため窓口を利用するのがオススメです。英語の通じない地域と解説されることもありますが、観光地のため大体の場所で英語は通じます。
とりあえず1日使えるチケットにしておけば他の場所に気兼ねなく移動できるので1日券を買いましょう。
今回は、現地の地下鉄に乗ってみたかったので地下鉄でベルギー王立軍事歴史博物館へ向かいます。最寄り駅を降りて地上に出ると遠くに凱旋門が見えます。近くまで寄って撮ったのがこちら。
向かって右側に入り口があり、館内でチケットを購入して入場するわけですが、受付が何を言っているかさっぱりわからないので放置。
館内はこんな感じで中世くらいからの武具が展示されています。説明文もしっかり書かれていていろいろな言語が併記されていますが、本命でないのでじっくり見ずに気に立ったところだけ見る。全然関係ないけど、ベルギーの国旗とドイツの国旗って似ていてマギー司郎のマジックに出てくる布みたいに見えるよね。
館内を進むと戦車っぽいやつがあります。小さくてかわいい。
館内は時代ごとに展示物がわかれていて、順序どおりに進むと兵器が進化していく様子がわかります。
さて、今回見に来た戦車ですが、それ自体は自走砲などが展示されているエリアにあります。
まずはサメさんチームの戦車マーク4。
それから1回戦対戦相手BC自由学園のフラッグ車FT-17。
両戦車の間には戦車道協会前に展示されている戦車と同じような戦車が展示されています。
前に訪れた人の記事なんか読むとファイアフライなど、様々な戦車が展示されていたようですが、現在は展示されていません。とても残念ですがしょうが無い。
サメさんチームの戦車とBC自由学園のフラッグ車が見れただけでもよかったと思います。訪問したときは第2話が公開される前なのでどうやって決着がつくのか、サメさんチームがどんな活躍を見せるのかワクワクしながら実機をしばらく眺めていました。
マーク4は内部も公開されていてガラス越しに内部を見ることができます。これも写真に撮っていますが、内部は訪問してのお楽しみってことで公開は致しません。
この博物館の見どころは他にもあり、航空機の展示も魅力的です。
プロペラ機やジェットエンジンを搭載したものまで幅広い年代のものが展示されています。一通り見ると航空機がどんな発展を遂げたのかみることができます。
おわりに
ベルギー王立軍事歴史博物館は観光客も少ない穴場スポットです。現存する古い戦車が展示されている場所自体とても少ないので、戦車だけを見に来る価値は十分あります。また、航空機も多数展示されているので乗り物好きは楽しめる場所です。
ブリュッセル観光はグランプラスや教会、町並みだけではありません。こういった博物館も魅力たっぷりなのでブリュッセル観光の際はご検討下さい。
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