広東飯店のカレーの子孫を巡る

広東飯店閉店後もお弟子さんのお店でカレーが提供されています。今回はその巡礼。

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はじめに

皆さんカレーは好きでしょうか。現在、日本では空前のカレーブームの真っただ中です。本格的なインドカレー店や新世代のスパイスカレー店が次々開業し、レトルトカレーも様々なものが販売されています。

20年くらい前までは、カレーは家で食べる物なので外食で食べないなんて言われ、チェーン店はココイチくらいしかありませんでした。その時代からは想像できないくらいカレー屋が増えたなと思う次第です。理由を考えると、日本人がスパイスに慣れたのではないかと思います。ひと昔前では考えられないくらい辛い料理も食べるし、スパイスやハーブががっつり効いた料理を食べる機会も増えましたしね。

色々なカレー屋がある中、昭和の時代から本格的なスパイシーなカレーを提供してきたお店が新潟にあります。それが広東飯店です。

広東飯店について

中華料理屋なのにカレーが美味しいといったもので一見よくわからない物には理由があります。

1964年、東京オリンピックの選手村では全国からコックを集めて選手村の食堂を運営しました。選手村では国を越えて7000人程の関係者に食事を振舞われます。

広東飯店の小沼シェフもコックの一人として選手村で料理を提供していました。小沼シェフの担当はインド。そのときインドから派遣されたホテルニューデリーのシェフからカレーを教わったそうです。本場のレシピでは当時の新潟県民には辛すぎたためマイルドにして提供したのが広東飯店のカレーと言われています。

広東飯店ではルーはカレーポットに入っており、ライスに自分でかけて食べるスタイルでした。カレーと一緒にチャパティがついてくるのは他のカレー屋で見られない独特のサービスだったと記憶しています。

現在食べられる店

広東飯店は閉店してしまいましたが、お弟子さんのお店で広東飯店のカレーは食べられます。知りうる限り沼垂(ぬったり)にある東来順、東三条の華園、五泉の鳳龍飯店の三か所で広東飯店にルーツのあるカレーが提供されています。

東来順(沼垂)

新潟駅の東側にある中華料理屋さんです。新潟駅からはギリギリの徒歩圏で13分程歩けば行けます。駐車場も併設されているので車での来店が楽です。平地なのでレンタサイクルもアリ。

メニューは広東飯店と同じような白い天津飯や天津麺があるところがお弟子さんといった感じでしょうか。さて、気になるカレーはこちら。

広東飯店で食べたカレーとほとんど同じ姿をしています。若干異なるのはチャパティの大きさでしょうか。ちょっと小さくなりましたかね。

一口食べるとうま味が口に広がり、二口目はうま辛く、三口目くらいからヒリヒリとしてきます。思い出の彼方にある広東飯店のカレーの辛さです。今でこそ辛味やスパイスに慣れてきましたが、数十年も前からこんなにスパイシーなものが食べられていたことに驚きます。

オリジナルはもうちょっとうま味が強く味が濃厚だった気がします。気のせいかもしれませんけど。他にはホールの黒コショウが見当たりませんね。

懐かしい味を楽しみつつ、食べ終わったらチャパティで皿とカレーポットのルーを削ぎ取って完食とします。

東来順の場所はこちらです。ちなみにカレーのテイクアウトはNGでした。

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