生臭さの原因のアミン臭と酸が結合して臭みを感じなくなります。臭みの強い魚やイカタコなど、幅広く適用できます。
目次
はじめに
刺身を生臭く感じることはありませんか。
光物、青物、イカタコなんかは特に強く感じます。自分自身、春に旬を迎えるホタルイカとか、生臭くて嫌いでしたが、ぽん酢で食べるようになってから大好物になりました。
そんなわけで、生臭い魚介類にはぽん酢を使ってみましょう。
臭みの原因と消臭原理
魚介類の臭みの原因のひとつはアミンによるものです。
アミンの特徴に酸と反応して臭いを感じない物に変化するという性質があります。
これを応用して刺身をぽん酢で食べてみましょう。不快なアミン臭が消え、スッと食べれます。ぽん酢だけでなく、レモンや柑橘類の果汁と醤油や塩と合わせても良し。
詳しくはこちらをご覧ください。
関連記事:魚の生臭さ抑制に日本酒や酸が有効な理由
ぽん酢だけでなく、レモンなどの柑橘類と醤油や塩でもOKです。
臭みを消す薬味
刺身の薬味の定番と言えばワサビですが、消臭に効果のあるのはショウガです。
ぽん酢と合わせて使えば更に消臭効果が高まります。
魚の臭みが苦手な方はワサビではなくショウガを使ってみてください。ショウガはすりおろすよりも針ショウガの方がオススメかな。
関連記事:ショウガの消臭効果
おわりに
刺身の臭みが苦手な場合、ぽん酢で食べてみましょう。また、薬味にショウガを使うと、消臭効果はさらに高くなります。
ぽん酢は使い続けていると、酸が中和しきってしまうので酸味を感じなくなり魚の臭みが抑えれなくなってしまいます。継ぎ足しはせずにキッチンペーパーでふき取ってからぽん酢を追加するのをオススメします。
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