手軽にふわふわのパンケーキが焼けると評判のレシピ。その理由を考えてみた。
はじめに
ツイッターで話題のパンケーキレシピではこのように紹介されています。
ありえん簡単にふわふわの分厚いパンケーキが焼けた。とても美味しいので絶対試してほしい。卵1つに炭酸水150ccとマヨネーズ大さじ2、混ぜるとあっと言う間にふわふわに泡立つ。そこにパンケーキミックス150gを入れて軽く混ぜ合わせる。小さい鍋で蓋をして弱火で焼いた。両面で5分くらい! pic.twitter.com/T9cMBhGym7
— 魔女っこれい (@majyokkorei) 2017年10月22日
実際に作ってみると、まじでふわふわにできる。
この理由を理系の視点から考えてみようと思います。
膨らむ理由
このレシピの最大の特徴は、マヨネーズと炭酸を使うことです。
どちらがかけてもあまりうまく機能しません。炭酸は言う前もありませんが、生地を加熱前から泡立たせふわふわにします。そこにマヨネーズを入れることで生地の粘性が上がり気泡の上昇する速度が落ち弾けにくくなるというわけです。
さらに加熱することで気化していなかった炭酸が徐々に気体になりゆっくり生地を膨らませます。その証拠に生地の断面には内部で大きく成長した気泡、茶碗蒸しでいうところの「す」が入っています。
ふわふわになる理由はざっとこんなもんでしょう。簡単に見える材料、操作の中にもちゃんとした理由はあってそれをうまく使うと料理は美味しくなります。
おわりに
実際に作ってみるとメチャクチャ簡単にお店で食べれるようなクオリティのふわふわパンケーキを作ることができます。
ちゃんと数式や化学反応にすれば分子ガストロノミーみたいなかっこいい横文字にしてもいいのかみしれませんが、面倒なのでざっくりとしたイメージくらいで収めておきます。
それでは。
コメント