鶏軟骨は長時間煮ることでトロッとした食感に変化します。加熱時間は圧力鍋で20分です。通常の鍋の場合は1時間半前後かと思います。
はじめに
鶏軟骨はコリコリした食感を楽しめる食材で焼肉屋や焼き鳥屋で見かけることが多いかと思います。
軟骨にはコラーゲンが含まれているため、加熱時間を調整することで食感が大きく変化します。似たようなものだと牛スジあたりが似たような変化をする食材といえるでしょう。しかし、牛では癖が強いため、臭み消しや強い味付けが必要です。
そこで、そんなに癖も強くなく旨味の強い鶏軟骨を用いて美味しいスープを作ってしまおうという話になります。
作り方
柔らかくした軟骨をトマトスープにします。鶏肉にはイノシン酸、トマトにはグルタミン酸が多いため、相性抜群のスープになります。
○材料
鶏軟骨 200g
水 100mL
トマト 1個
塩 小さじ1
○作り方
1.鶏軟骨に水を加え圧力鍋で20分加熱する
2.鍋に柔らかくなった軟骨を移しトマトと塩を加えて煮る
3.適当な時間似て完成
フレッシュなトマトスープにしたければ加熱時間は短めでOKです。沸騰してトマトに火が通ったら十分でしょう。
マイルドなスープにしたければトマトは30分以上加熱する必要があります。
こちらは30分くらい加熱したスープです。優しい味わいのスープになります。
圧力鍋で加熱した直後はこんな感じになります。
見た目ではわからないかもしれませんが、この状態でかなりプルプルしています。
おわりに
軟骨のスープは軟骨のトロトロの食感とさっぱりした味わいが特徴です。
短時間の加熱ではコリコリした食感になる軟骨を長時間加熱するとトロトロになるのはなんだか不思議に感じます。
作るのに圧力鍋は必須ではありませんが、調理時間は通常の鍋の1/4程度になるので圧力鍋があると便利です。
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