レタスの最も美味しい食べ方のひとつ。今回はリーフレタスの美味しい食べ方を紹介します。
はじめに
レタスの主な食べ方は生食です。
サラダや肉に巻いたり色々な食べ方がありますが、ほとんど生食で加熱調理はあまりされません。あったとしてもレタスチャーハン程度でしょう。
一般的に野菜は加熱調理すると、体積が減り沢山食べれることや消化が良くなります。
これはレタスも同じです。しかし、レタスは独特の苦みがあったりするため、美味しく調理する方法がなく、産地でも食べ方に苦労すると聞きます。
レタス自体に独特の苦みがありますが、苦みはうま味と組み合わせるとコクの素になるので、苦みを上手く利用して美味しく食べれるレシピを紹介します。
今回、使用するレタスはリーフレタスです。
レタスとマイタケの炒め物
〇基本材料
リーフレタス ひと株
マイタケ 1パック
ごま油 大さじ1
塩コショウは味を見て、小さじ1/4~1/2
〇さらに美味しくする材料(なくてもよい)
ショウガ 親指大
紹興酒 大さじ1
鶏ガラスープ 小さじ1(顆粒)
〇調理工程
1.レタスとマイタケを一口大にする。ショウガは薄切りにしておく
2.フライパンにごま油を加え加熱する
3.ショウガ、マイタケ、レタス葉の硬い厚い部分を炒め始め、軽く火が通ったらすべて入れる
4.塩コショウ以外の調味料をすべて加える
5.塩コショウで味を調え完成
細かく書くとこんな感じです。厚みのあるキノコやレタスの軸の部分を入れて火が通ったら味付けすれば完成となります。
普通の炒め物なので難易度はさほど高くないでしょう。
すべての材料を使って作ったものがこちらです。
さて、その味ですが、雑味が複雑なうま味を生み出しています。はっきり言ってこれほど美味いレタス料理があったのだろうかって思う程。
いくつかの材料を入れたり入れなかったりしたのですが、マイタケが一番いい仕事をしているので、マイタケは必須です。
マイタケが野菜を美味しくする可能性
マイタケはマイタケプロテアーゼと呼ばれるタンパク質分解酵素が含まれています。安価で誰でも入手できるため、肉を柔らかくする食材として注目を集めています。
肉を柔らかくする効果に注目が集まっていますが、食材に含まれるたんぱく質由良の苦みを低減する効果も報告されています。
レタスには独特な苦みがありますが、マイタケと同時に調理することで苦みが低減できた可能性があるのかなと思います。しかし、公開されているデータでは長時間の反応時間を要するため、炒め物の温度で適用できるか真相は不明です。
この辺は今後少しずつ調査しながら更新していこうと思います。
おわりに
リーフレタスとマイタケを炒めると素晴らしく美味しい炒め物になります。また、紹興酒やショウガ、鶏ガラスープを加えると中華風な味わいとなり、より美味しいものとなります。
簡単な食材と材料から美味しく食べれるリーフレタス炒め物が作れるので是非お試しください。
参考資料
日本醸造協会誌, Vol.108, No.8(2013), 575-582
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