秋ナスの一番美味しい食べ方の一つです。ナスの触感が苦手な人にもオススメ。
はじめに
ナスはハウス栽培されているものが1年を通して流通しています。年中手に入るものは旬がわかりにくいですが、ナスの旬は秋です。
特に露地栽培された9月10月の物は、とても美味しいことが知られています。
美味しくなる理由は、株の成長に栄養が使われずに実に栄養がいくため、気温が下がるため呼吸にエネルギーを消費する必要がなくなるといったところです。
古くから9月10月の秋ナスは美味しいことが知られおり、秋ナスは嫁に食わすなと言われるくらいです。まぁ、これは諸説あってナスが体を冷やすから嫁を思ってというのもありますが、よそ者の嫁にはっていう田舎あるあるな気がします。
秋ナスはどんな料理に使っても美味しいのですが、そのなかでも特に美味しい焼き「ナスの刺身風」を紹介します。
作り方
〇材料(二人前)
長ナス 1本
オリーブ油 大さじ1-2
ショウガおろし 適量
醤油 適量
ナスは比較的柔らかい長ナスを使いましょう。硬く身のしっかり詰まったものよりも柔らかい品種のほうが美味しく仕上がります。
〇行程
1.長ナスを半分に切り3、4mmの厚さに切る
2.フライパンにオリーブオイルをひいてナスに焼き色をつける
3.粗熱を取り、盛り付け完成
行程は以上です。薬味にショウガを使い醤油をつけてたべます。
焼き色は付けすぎるとパリパリになってしまい別料理になってしまうので程々に。片面にだけしっかり焼き色をつかるか、両面に軽く焼き色をつけるくらいでいいと思います。
秋ナスの濃厚なうま味とオリーブオイルと焼き色の香りにショウガ醤油がよく合います。いろいろなナス料理がある中、これほどナスだけのうま味を味わえる料理はありません。
作り方も調理時間も大したことがないので本当にオススメできるレシピです。
おわりに
秋に旬を迎えるナスは夏のものより美味しくなります。様々な食材と相性がいいナスですが、シンプルな調理で食材の味を殺さずに味わうのもいいと思います。
特に露地物の新鮮なものは別格です。道の駅や直売所などで取れたての新鮮なものが手に入ったらぜひ作ってみてください。
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