製造から7年。賞味期限が5年過ぎたものを飲み比べます。
目次
はじめに
秋口になるとスーパーやコンビニに琥珀ヱビスが並びます。飲食店へは通年で供給されるようですが、僕は家飲みが主だから毎年この時期を楽しみにしています。
冷蔵庫を掃除していたら奥深くから古い琥珀ヱビスが見つかったので買い置きしていた2017年の新物と飲み比べをしてみます。
外観と中身
左が2011年製、右が2017年製。
色は同じ赤系統ですが、微妙に違います。デザインもかなり違っていて、毎年同じようなものだと思っていたけど、並べてみると結構違いがあります。
それではグラスに注ぎます。左が賞味期限切れ、右が今年のものになります。
新物に比べ色が薄く、泡立ちが悪く、少し濁っています。これは澱と呼ばれる酵母の残骸と思われます。生きているのか、休眠しているのかわかりません。
グラスの底部には澱があります。
香りや味
新物に比べ炭酸は若干抜けた感じがしました。
香りは新物にはないフルーティな香りがします。腐ってるわけではなく、熟成がすすんだのでしょうか。とても同じブランドのビールとは思えない香り。
味ですが、全く別物。新物は苦く琥珀ヱビスって感じですが、期限切れは味がマイルドになっいて苦味がほとんどありません。香りも相まって甘いビールです。最近流行りのフルーツビールに近いものになっていました。
めちゃくちゃ美味しいビールに変化しています。これ売って欲しいレベル。
おわりに
賞味期限切れの琥珀ヱビスは新物に比べ、味はマイルドに香りはフルーティに変化していて同じ銘柄とは思えないくらい変化していました。
美味しいのですが、澱が出ているため、グラスに注ぐと見た目がよろしくないので陶磁器や感のまま飲むことをおすすめします。
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