缶詰に印字された数字は2008年。現在2017年。9年以上の賞味期限が過ぎた缶詰が見つかったので食べてみようと思います。
はじめに
缶詰は、製造工程でかなり過酷な条件で殺菌されます。そのため芽胞を形成するボツリヌス菌も不活化されます。
特に乾パンのように水分をほとんど含まない缶詰は記載されている賞味期限はあってないようなもので開かない限り半永久的に食べれると言われています。実際に学生時代に大学のゴミ捨て場で拾ってきた乾パンは10年以上の賞味期限が経過していたけど問題なく食べれました。
今回、ミートソースの缶詰を見つけてしまったので食べて見ようかと思います。
発掘したミートソース缶
カゴメのミートソースの缶詰になります。調べてみると2003年に発売されていて賞味期限は製造から2年と記載されています。というわけで製造から10年以上経過したものということがわかりました。
それでは見つかった缶詰の外観チェックをしていきます。
外観は異常ありません。凹みや膨張、サビなどなどおかしいところは見つかりません。とても製造から10年以上経過したものとは思えないくらいの美品になります。
缶詰底部の印字はこちら。10の位が0なだけで特に変わったところはありません。2006年1月19日に製造されたと記載されています。製造所固有記号も記載されているのでどこの工場で作られたか調べることも可能です。
というわけで開けます。開けてみるとこんな感じ。色はすこし茶色っぽい気がするくらい。匂いも缶詰特有の金属臭とかなく食べれる美味しそうな感じです。ちょっと舐めてみたけど、変な味、金属の味はしません。少しだけ味が薄いようなきがするけど、気のせいだよね、たぶん。
調理してみる
油を引いて熱したフライパンにだします。香りが少し足りないのでニンニクとローズマリーを入れて加熱します。
パスタを入れます。パスタに絡んだら完成。
実食
普通。賞味期限が9年経過したって言わなければわかならいくらい普通。ちょっと色が悪く香りも落ちている気がするけど、食べれないレベルじゃないし、食べるものが本当になくってこれが目の前にあったら喜んで食べるレベル。
おわりに
賞味期限が10年近く過ぎたミートソースの缶詰は、腐敗のような変質はなく、意外と美味しく食べれます。そのあとお腹を壊すことなく普通に生活できてるので問題がないと言えます。
あえて探して食べようという人はいないと思いますが、震災時や非常時に見つけた場合は缶詰の膨張や異臭、味の変性がないことを確認して食べてもいいのかなと思います。
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