シャインマスカットや巨峰など、品種を問わずほとんどのブドウに適用できます。見分け方は簡単で軸が緑色のものを選ぶだけ。
酸味と甘みのバランスがよく美味しいブドウが食べれます。
はじめに
ブドウは晩夏から秋にかけて旬を迎える果物です。色、形、大きさなど多種多様で様々な品種があります。
ブドウを購入するときに一番困るのが美味しくないものの存在です。
好みの問題もありますが、美味しくないものは実が柔らかくなっていたり甘ったるくなっていたり。この辺を見た目で避けられればいいのかなと思います。
美味しいブドウの見分け方
軸が緑色のものを選ぶだけです。
えって思われるかもしれませんが、これだけ。
ブドウは収穫後、時間がたつにつれて軸が茶色になっていきます。このとき、ブドウに含まれる酸も減り続けます。酸味が嫌いな方はこっちがいいかもしれませんが、やっぱりブドウは酸味がそれなりに含まれていないと美味しくありません。
こちらの画像は購入後した次の日に撮影したものです。
売り場にあったときはキレイな緑色の軸だったので、いかに変色が早いかがわかると思います。
軸の変色が収穫後の日数の目安となるため、美味しいブドウを見分ける指標として用いるのはリーズナブルな手法と考えられます。
種あり、種無しの違い
ちょっと話はそれますが、ブドウの種あり、種無しの味の違いにも触れておきます。
種ありブドウの味の特徴は、酸味が強いことです。特に種の周りはかなり酸っぱく感じます。一粒で皮の渋み、皮と果肉の間の甘み、種の近くの酸味と、味のグラデーションを楽しめる大変面白い作物と言えます。
種を噛んだときの苦味や吐き出す手間を考えると種無しブドウのほうが優れているように感じますが、種ありブドウには種ありブドウ独特の美味しさが楽しめます。
おわりに
軸が緑色のブドウは、追熟が進んでいないため酸味が残っています。一方軸が茶色くなったものは酸味が少なく甘みが強いのが特徴です。
果物は甘みだけでなく、酸味が程よく含まれている方が美味しく感じるのでブドウは軸が緑色のものを選んで追熟しながら味の変化を楽しむのがいいんじゃないかなと思います。
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