酒を多めに入れて調理することで不思議な美味しさのサラダチキンになります。
目次
はじめに
Anovaなどの低温調理器具は、温度を一定することができます。任意の温度に設定可能なため、酒類に含まれるエタノールの沸点以下での調理も簡単です。
エタノールの沸点は単体で78℃くらいなのでこの温度以下に設定しておけばアルコールは飛びません。
今回は60℃で鶏肉を煮て大人のサラダチキンを作ります。
作り方
日本酒で作る場合、肉:酒=1:1くらいで作ります。度数の高い高価なお酒は量を減らしても大丈夫だと思います。
肉は鶏胸肉を使います。
加熱温度はしっかりと火が通った仕上がりにしたいので60℃以上で行うことを推奨します。
加熱時間は内部までしっかり酒を染み込ませたいので3時間とします。
三時間後の様子がこちら。
しっとりとしたサラダチキンとなりました。狙い通り、火が通っています。
日本酒の香りがする大人の味に仕上がっていてとても美味しい。今回は塩を一切いれていないけど、何とも言えない旨味が出ててこれだけでも十分です。
おわりに
低温調理時にエタノールの沸点以下で調理すると、エタノールは揮発せず食品内部に残ります。仕上がりは、お酒の香りも飛ばず、大人味の不思議な料理です。
入れるお酒や味付けを工夫すれば更に違ったものが作れると思いますが、今回はここまでになります。
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