入手できない材料は代用したり無視して作っています。なので「もどき」です。
はじめに
ジョージア料理のひとつにチャカプリという羊肉を白ワインとハーブで煮込んだ料理があります。
この料理は、タラゴンというハーブとトケマリという青いプラムが必要です。しかし、日本ではどちらも入手困難なため、レシピ通りに作れません。
世界はほしいモノにあふれているで栃ノ心がトケマリは梅干しで代用すると紹介していましたが、もう一つのタラゴンはどこを探しても見つけられませんでした。
ないものはない、ということで似たようなものを作って雰囲気だけでも楽しんでしまおうという話です。
作り方
〇材料(2人分)
ラム肉 300g
白ワイン 400mL
ニンニク 2片
梅干し 2個
ディル 20g
パクチー 20g
ミント 20g
万能ねぎ 20g
オリーブ油 大さじ1
〇工程
1.鍋に油を引き肉を炒める
2.焼き色が付いたら白ワインと刻んだハーブ、ニンニク、梅干しを加える
3.40分くらい弱火で煮て完成
工程はこんなもんです。超簡単。切って炒めて煮る、これだけ。
それでは詳細な工程です。
適当に切ったラム肉を鍋で炒めて焼き色を付けます。ラム肉は肩ロースみたいな筋や脂身の多い部分がオススメ。
焼き色はこれくらい漬ければ十分でしょう。多分ね。
ここに白ワインを加えます。
さらに刻んだハーブ、ニンニク、梅干しをどさっと入れます。分量は適当です。好みでそれぞれのハーブの比率や量を変えましょう。
40分煮込んだあとがこちら。
結構煮詰まってしまいましたがこんなもんでしょう。盛り付けて完成とします。
お皿から立ち込める異国の香りがたまりませんね。これがグルジアの香りでしょうか。
さて、その味ですが、何とも言えない異国情緒が口の中に広がります。ただ不慣れすぎてちょっと戸惑ってしまいます。食べ終わる頃になんとなく美味しくなってくる感じでしょうか。
実際にこれを番組内で食べていたお二人はそこまで美味しそうなリアクションをしてませんでしたしね。
見た目よりもずっと素朴な味わいで、現地の家庭料理はこういう物なのかなーなんて勝手に想像しちゃいます。
おわりに
チャカプリの材料は日本でそろいません。代用して作ればそれっぽいものに仕上がり、味の方向性はだいぶ理解できると思います。
完璧に現地のものにしなければいけないという理由はないですしね。
たぶんグルジアの香りがする料理ってことで試しに作ってみてはいいんじゃないかなと思います。
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