練乳が生キャラメルになるのでカルピスでもいけるじゃね?という思い付きと記録。
目次
はじめに
練乳を加温すると糖とタンパク質によるメイラード反応が進み褐色を帯び生キャラメルになります。香ばしい豊かな香りでとても美味しく仕上がります。
練乳でもできるってことはカルピスでも作れるんじゃないかと思ったことが発端となります。小瓶に詰めて圧力鍋で適当に加圧して作ってみようと思います。
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加熱前
普通の乳白色のカルピスですを瓶つめます。
加熱条件
120℃で20分。その後は自然に冷めるのを待ちます。面倒だから放置。
加熱後
冷却後に中身は褐色になっています。どうやらメイラード反応が進み褐色になった模様。見た目は成功といったところでしょうか。
スプーンでいじってみると、生キャラメルとは言い難いくらいサラサラ。しかも不均一でドロっとした何かが沈んでいます。
うーんこれは・・・
香りはちょっと香ばしい匂いのするカルピスって感じですごく美味しそうな感じなのでさっそく食べてみましょう。
実食
まっず!
なんか、香ばしさとカルピスの酸味が喧嘩してて不味い。甘くてすっぱくて気持ち悪い何とも言えない不快さがずっと残るんですよね。
あーこれダメなやつだ。そういえば検索しても作ってみた系の記事がなかったような。見つけられないだけかもしれないけど、誰もやってないってことは、やっぱりそれなりの理由があってのことなのか。
メイラード反応が進んで褐色になり香りもいいから狙いは良かったんだよと負け惜しみだけ言っとく。これを再利用したりする方法はまったく思いつかない。何かに使えないかな、いやつかえない。
おわりに
狙ったとおりの色にはなりましたが、味は壊滅的でした。全く美味しくなくて不味い。生キャラメルとは程遠い何かになりました。もう作りません。
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