野菜やハーブを卵の殻に貼り付けてネットで覆えば染色せずに葉っぱの模様が作れます。草木染めと同じです。
はじめに
元ネタはこちら
外部リンク:玉ねぎの皮で染める伝統的なイースターエッグの作り方
タマネギの皮を煮詰めてストッキングでマスキングした卵を煮ると卵が赤く染まり、マスキングした部分が白くなるとのこと。
染まる理由
草木染めと同じです。
染料が多価の金属イオンと結合して溶けにくい物質になります。これを布に吸着させたものが草木染めです。
卵で行うと、卵に含まれるカルシウムと結合して溶けにくい物質になり、多孔質の卵の殻へ吸着するといった感じで染まります。
作り方
◯材料
タマネギの皮 4、5個分
水 1.5L
野菜、ハーブ ひとつまみ
◯工程
1.タマネギの皮と水を鍋に入れて火にかける
2.20分程煮込みタマネギの皮の色素を出す
3.マスキングした卵を入れて15分くらい煮る
これだけ。
それでは詳細な作り方です。
タマネギの皮(4、5個分)を鍋に入れます。
水を1.5L入れて火にかけます。
タマネギの色素を煮出してる間に卵を仕込みます。
葉っぱやハーブで卵の表面をマスキングしてストッキングで覆います。ストッキングがなかったら水切りネットでも大丈夫です。
煮出して色が出てきたら鍋に先程の卵を入れて煮込みます。すぐに色づき始めますが、火が通る時間くらいは染色しましょう。
15分煮たら取り出してみます。
葉っぱの模様がよく出ています。
中身を一応チェックします。外部は染まっていますが、中は真っ白で普通のゆで卵です。
味は普通。タマネギの匂いはしません。
おわりに
タマネギの皮を使って染め上げましたが、紅茶、緑茶、コーヒー、醤油、ターメリックなど、色がでて吸着するものならなんでもいいと思います。
材料がなくて何か家庭にあるものでという場合は、しみになりやすく落ちにくい調味料や飲料でやるとうまくいくでしょう。
初めて作ったにしてはうまく模様も出たので簡単に作れると思います。
イースターエッグにしてもいいし、朝食のゆで卵にしてちょっとフォトジェニックな感じもいいと思います。
一手間かかりますが、廃棄する材料を使って楽しめるので遊んでみてはいかがでしょうか。
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