不安を煽るインチキ商法

調味料や食品添加物に危険な物はありません。不安を煽る思想が危険です。

はじめに

口に入れるものだからちゃんとした物を食べたい人は多いと思います。自分だってそうです。

しかし、過度な人工物忌避の思想があり、インターネットの発達によって可視化されるようになってきました。食品添加物は危険、農薬は危険、水道水は危険、白い物は危険、危険情報が溢れているにもかかわらず、専門誌にその危険性が報告されていません。

一体どういうことなのか。おそらく、彼らは危険を煽って自分のビジネスに勧誘していると考えられます。

不安を煽る人たちの根拠

危険な根拠ありません。はい、ないです。

調味料や添加物で誰か死にました?健康被害が大きく出て規制しようって話になりました?なっていませんよね。つまり、日本中で1億人が使い続けても問題ないという実績があります。

そして、毒と言い続けている人たちの中には、微生物や動物試験などを行って危険性を開示した人はいません。

まじめにすべて受け答えする内容でないので味の素だけ例にあげてみましょう。

例:味の素は毒という主張

・遺伝子組み換えバクテリアを用いて製造している

・神経毒、自閉症の原因

・製造に塩酸が使われている

・不都合な情報は隠している

大体こんな感じの見出しです。これだけ見ると、めっちゃ危険そうじゃんって思っちゃいますよね。しかし、これだけで危険と言い切れません。製造プロセスで遺伝子組み換えのバクテリアや塩酸と言った薬品が使われていようと、最終製品に残ることはなく、製造工程が単体の物性に与える影響もないです。じゃあ、ありがとうを100万回聞かせれば安全になるのかって言ってるのと同じレベルのデマと言えます。

神経毒や自閉症についても既に関係なしと報告されています。

知られたくない情報を隠す、といった言葉を使って企業を悪と決めつけています。製品の製造方法などは、営業秘密にかかわります。それを一般人に公開することはありえません。ましてや、こういった自社製品を毒という人に情報を公開したいと思いますか?というところです。

まぁ、このように結論ありきで情報をあつめると、危険に見えてしまう訳です。

企業や政府がお金を出してもみ消しているという声も聞こえそうですが、これは逆です。危険を煽って自分のビジネスに誘導しています。その証拠に必ず書籍、有料note、オンラインサロン、ワークショップへの動線があります。

インチキ商法が美味しい理由

この商売、とっても美味しいんです。なぜなら、開発費や投資を一切行うことなう必要はありません。在庫も人も雇わなくて済み、スマホとSNSアカウントがあれば集客ができてしまいます。

初期投資がほとんど0で始められる、こんなに美味しい商売はありません。いやいや、ちゃんと調査してるじゃないか、と言われそうですが、何を調査してますか?業界紙、専門誌、国の資料というものから結論ありきで危険な情報を集めています。

普通、薬品の開発をすると、単体の性能、生物への影響、合成プロセス開発、生産工場を作るなどなど、莫大な資金が必要です。一方で不安を煽るインチキ商法は、これらのコストが不要です。情報だけで商売できるのでほとんどタダで商売が始められると言えます。

商売の基本の一つに、不安を解消するという物があるのですが、消費者契約法では不安を煽ることが禁止されています。また、薬事法も変わり、過剰な効果はNGとなりました。これは薬だけでなく、健康食品にも及びます。

まだ食品の危険性を煽ることは、明確に取り締まれませんが、今後、取り締まりの対象になっていくと考えられます。

インチキ商売の問題点

これは陰謀論、反ワクチン、コロナはただの風邪と言ってる人たちと重なるのですが、責任を取らない点です。そして、データや事実、実績を無視して持論を展開し続けます。

彼らの言うような生活をして食中毒を起こしたり、死亡してしまった場合、責任の所在はどのようになるのでしょうか。医療の分野でも偽医療で商売をしている大勢の人達は責任を一切取らず訴訟にまで発展しています。

確実に言えるのは、彼らは絶対に責任を取ってくれません。

避けたい人工物

危険性とは別に避けたいものがあります。それは人工甘味料です。理由はただ一つ、美味しくない。近年は比較的まともな味になってきました。しかし、口の中に残り続ける甘味はちょっと辛いです。

ちなみに健康上の問題はないのでゼロ飲料が好きな人は安心して飲んでください。私の口には合わないと言うだけなので。

おわりに

食の不安を煽るSNSアカウントやHPは、必ず有料note、セミナー、ワークショップといった自分のビジネスに誘導するものがほとんどです。存在しない不安をあえて捏造しているところが有害と言えます。

日本で調味料や添加物由来の事件や事故はほとんどありません。多くの人が使っている実績を無視しているので、見かけたらミュート&ブロックで視界から消しましょう。

危険を煽っていたら裏がある、と思って真に受けないようにしてくださいね。

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