はじめに
マンゴーは熱帯原産の作物で様々な国で様々な品種が栽培されています。
日本国内でも栽培され、宮崎県でブランド化した「太陽のタマゴ」は、赤く見た目が綺麗なうえ味も甘く食感は大変滑らかです。高価格帯ではありますが、贈答用やお土産によく売れています。百貨店やスーパーで箱入りのものを見かけた人も多いでしょう。
マンゴー生産の本場は海外なのでスーパーで並ぶ物の多くは輸入物です。海外産は価格が安くて味がイマイチなのでは、と思われる方も多くいますが、海外産でも美味しいマンゴーはあります。例えばパキスタンのマンゴーは太陽のタマゴと引けを取らない甘さをしています。
今回は、これまで食べた種類の中から美味しかった品種を3種類に絞って紹介します。
太陽のタマゴ

言わずと知れた宮崎のブランドマンゴーです。こちらはアーウィンという品種で熟すと赤い見た目になることからアップルマンゴーと呼ばれたりします。安価な沖縄産や海外産のものから、ブランド化している宮崎産まで価格や品質に幅があります。
特に宮崎の太陽のタマゴは品質管理に力を入れていて、完熟した物を収穫するため、味がしっかり乗っていて見た目も綺麗です。味は、非常に甘く果肉がしっとりとしていて滑らかな食感が特徴となっています。一方で香りに特徴があり、ツンとした特有のニオイがあります。
固体によってニオイの強いヤツがいるので、苦手な人はチョウサマンゴーや金蜜マンゴーがオススメです。気にならない人や好きな人には贈答用にぴったりのマンゴーでしょう。
チョウサマンゴー

私が一番好きなマンゴーになります。このチョウサマンゴーはパキスタン出身のマンゴーです。チョウサ種やパキスタンマンゴーとして売られていることもあります。
チョウサマンゴーの欠点は、皮に少し緑色の部分があるため、あまり美味しそうに見えません。初見でこの見た目だと手に取るのを戸惑ってしまうくらいです。
一方、味は抜群によく、少し繊維質なため身がしっかりしていて濃厚な味をしています。マンゴー特有のツンとしたニオイが全くないのでマンゴーが苦手な人でも美味しく食べられます。
見かける時期は7-8月、コストコや輸入食材店、新大久保などです。
金蜜マンゴー
金蜜マンゴーはこぶし大の小ぶりなマンゴーです。台湾原産の品種で国内では沖縄で少量生産されています。
完熟しても赤くならず黄色のままですが綺麗な見た目をしています。味は大変よく、甘さや食感は太陽のタマゴのような甘さと滑らかさがあります。マンゴー特有のニオイも少なく、食べやすく甘い品種です。
品数の多い百貨店や青果店で見かけたことはありますが、希少な品種なため普通にはなかなか見かけません。通販やふるさと納税をご利用ください。
おわりに
マンゴーは輸入物の手ごろな物から国産の高級品まで様々な物があります。品種名まで明記されていることは稀ですが、中でもチョウサマンゴーは抜群に美味しいのでオススメです。黄緑混ざった黄色いマンゴーを見かけたら手にしてみてはいかがでしょうか。
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