酸味を甘味に変えるミラクルフルーツ

目次

はじめに

ミラクルフルーツは、酸っぱいものが甘く感じるミラクルなフルーツです。テレビ等で食べた後にレモンをかじったり酢を飲んだりしている様子は時々放送されているのでご存じの方も多いと思います。

酸味が甘味に変わる面白食材だけで終わらせるのはもったいないので、有効な利用方法を紹介します。

近年は健康志向の高まりで糖質制限が話題となっています。そこでミラクルフルーツを使って糖質制限中でも甘味を摂取しましょう。

甘味を感じる理由

ミラクルフルーツには酸味を甘味に変換する味覚修飾タンパク質(ミラクミン)が含まれています。

人が味覚を感じる味蕾には五味を感じる受容体があり、その中の甘味受容体と味覚修飾タンパク質と結合します。酸による味覚修飾タンパク質の活性化によって甘味受容体が刺激されることで甘味を感じるというわけです。そのため酸味が完全に消えるわけではなく、甘味と少しの酸味を感じます。

ミラクルフルーツで感じる甘味は、不自然でなくとても美味しく感じます。人工甘味料のような不自然な甘さではなく、多くの方が満足できると思います。

酸っぱい物を食べて遊んでみよう

家にある酸っぱい物を集めました。クエン酸、梅干し、レモン、ウィルキンソン。酢はむせるのでナシ。

ミラクルフルーツの果肉を舌の上で転がして準備完了です。早速試してみます。

まぁ当たり前の話なんですけど、酸っぱいものすべてが甘く感じます。甘さもしばらく継続しますが、甘味が一番強いのは初期で徐々に減衰していきます。甘さは事前調査通り、上品な甘さで大変美味しく感じました。また、酸味が感じなくなるわけではなく、酸味も感じるので甘味と若干の酸味、食材由来の味がします。

特にクエン酸を食べると砂糖を食べているような強烈な甘味と若干の酸味を感じます。また、ウィルキンソンもサイダーのように甘くて美味しいウィルキンソンになります。この甘さでカロリーゼロは衝撃的です。

糖質制限中やダイエット中の甘味

ミラクルフルーツが酸を甘くする仕組みは、ミラクミンによって酸刺激を甘味に変換する点にあります。酸刺激というのは水素イオン(H+)があればいいので、クエン酸や酢といった有機酸に限らず、無機物の二酸化炭素や塩酸、硫酸でも甘くなります。

食事中のカロリー制限をする場合、糖質ばかりに目がいきますが、クエン酸や酢も炭水化物の親戚みたいなものなのでカロリーが0ではありません。重さに対するカロリーは糖質と同等なので注意が必要です。

真の意味でカロリーを摂取しないで甘味を感じるには、無機物の酸を摂取する必要があります。具体的に炭酸水が手に入りやすいかと思います。味もよく、一口目はサイダーのように甘く感じます。一口目はびっくりするくらい美味しく感じるので甘いものをどうしても食べたいときにぴったりでしょう。ただし、甘味は徐々に減衰するのでご注意ください。

おわりに

ミラクルフルーツはミラクリンというタンパク質が味蕾に結合して酸を甘味に変換します。甘みは上品な甘さで大変美味しいものです。

単純に面白いだけでなく、糖質制限やダイエット中にどうしても甘い物が欲しいときに使えます。冷凍やフリーズドライ製品でも効果は変わらないので、通販で購入してお試しください。

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参考資料

PNAS, Vol.108, No.40, p16819–16824

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