巨大なユズをジャムに加工します。苦味が少ないので苦手な方にもオススメ。
はじめに
オニユズ(鬼柚子)、シシユズ(獅子柚子)と呼ばれる巨大な柚子は普通は柚子に比べて味や香りが劣ると言われていますが苦味が少ないのが特徴です。
苦味が少ないというのはメリットがとても大きく加工して食べるのに最適です。
今回はジャムにしてみます。大きい実なので量が多くなってしまいますが、用途は広くヨーグルトに入れたりお湯で割ったりするとすぐなくなってしまいます。
作り方
◯材料
シシユズ 1個
砂糖 シシユズと同量
ペクチンや有機酸を多く含むので材料は実と砂糖だけです。
◯工程
1.よく洗い皮と果肉を分ける
2.皮を細く切り、鍋に皮と水を入れひと煮立ちさせる
3.ザルに移して水に晒して熱を取ったら固く絞る
4.鍋に戻して果肉と砂糖を加えてゆっくり煮立てる
5.とろみがついたら完成
それでは画像つきで工程を紹介します。
まず柚子の重さを図ります。砂糖はこの同量入れます。
よく洗って半分に切ります。白い部分がものすごく分厚い。
皮と果肉を分けます。果肉からは種をしっかり取ります。今回はなかった。
適当に細かく切って水を加えてひと煮立ちさせます。
ほんのり透明な部分が見えてくらいでOKです。レシピによっては何回も茹でこぼすとかあるけど、生の皮に苦味があまりないので何回もやって風味まで逃がす必要はありません。湯だったら熱をとって絞っておきます。
果肉はこちら。味はなんじゃこりゃって感じで水分が少ない。細かくばらしておきましょう。
湯でて絞った皮、砂糖、果肉を入れて煮詰めます。砂糖は数回に分けるといいでしょう。今回は3回に分けて入れました。
20分くらい煮詰めたのがこちら。トロトロになってきました。スプーンで少量すくい、冷まして目指す硬さになっていれば終わりです。瓶にうつしましょう。
500mLくらいの瓶3つになりました。
オススメの食べ方
ヨーグルトに混ぜる
砂糖の代わりに入れます。ゆずの香りと甘さがよく合います。
焼酎割り、お湯割り、ソーダ割り
キンミヤで割ります。癖の少ない焼酎なのでこういうのにピッタリ。ジャムにも苦味がないのでとても飲みやすくなります。
アルコール以外にもソーダやお湯でわっても美味しく飲めます。
おわりに
シシユズは苦味が少ないので加工にピッタリです。スーパーで見かけることも少なく、農家の直売所などで見かけることが多いかと思います。
観賞用にドンとおいておくのも見応えがありますが、せっかくなんで美味しく食べてみてはいかがでしょうか。
それでは。
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