ヒシの実の食べ方

湖沼に自生するヒシの実を食べる。

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はじめに

ヒシは日本各地の湖沼に自生しています。その実は硬いトゲ、硬い殻に覆われていて手軽に食べれるわけではありません。また、市場にあまり出回っていないため、名前は知っていても食べれることを知らない方も多いかと思います。

菱の実の味は、クリのようだったり、芋のようだったり、クワイのようだったりと言われています。新鮮であれば生でも食べることが可能です。

ヒシの実の調理

1.水にさらしアクを抜く。2時間から一晩ほど。
2.3%の食塩水で塩ゆで。10−15分

こんな感じ。割りと簡単に調理して食べることができます。殻は包丁を入れると剥きやすいです。硬いので多少実を削るくらいでやると楽。きれいに剥こうと思うと時間もかかるし面倒です。

入手したヒシの実はきれいな緑色でした。より熟した紫色があるようですが、今回は緑色です。

アク抜きして茹で上がると色が紫色っぽくなります。調理後、色が大きく変化するようです。

実食

まずは生の実から。

見た目は生のクリに近いです。食感はクワイとか生のサツマイモに近い感じ。ほんのり甘みがあるけど、めっちゃ美味しいというわけではありません。

それから塩ゆでして殻を剥いたものがこちら。ちょっと撮影まで時間が空いてしまい、若干紫色になっています。茹でたて、むきたては白かった。

味はクワイのようなホクホクした食感で若干甘い。これもめっちゃ美味しいというわけじゃないですけど、素朴な味わい。ちょっと癖になります。ナッツ類の代わりにつまみになりそう。

さらに時間が経過すると色が悪くなります。また、味も落ちるのですぐ食べてしまいましょう。

おわりに

ヒシの実は、ほんのり甘く、ホクホクした食感でした。そのまま食べるだけではなく、油ものとの相性が良さそうです。かき揚げや炒め物に入れても合うでしょう。また食感と風味の主張がそこまで強くないので銀杏の代わりに茶碗蒸しに入れても美味しいかと思います。

店頭での入手は困難ですが、通販で購入可能なようです。

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