駆除された合法のカラスを頂いたので味見をしてみます。
はじめに
近年、人間の生活圏に動物が出現することが多くなりました。特に山間の地域ではシカやイノシシの害が多く、農作物の奪い合いが起こっています。
こうした害獣は駆除されるわけですが、ついでに食べてしまおうということでジビエが話題です。
魅力は流通していない物が食べれること、野性味あふれる肉を味わえるといったところでしょうか。
今回の対戦相手はカラスになります。
注意点
野生動物はどんな細菌やウイルス、寄生虫がいるかわかりません。
以前、食品安全責任者の講習でお話を聞いたところ、どのような汚染になるかわからないから解体場への持ち込みはできないとのことでした。
そのため、直接手で触れることのないように手袋を着用すること、加熱処理を徹底することが必須となります。
食べ方
詳しい解体方法は結構あれなので自主規制。端的にいうと、羽をしっかりむしり取ってから肉をきりわけます。
肉は赤みが強く、レバーに近い色をしています。カラスって結構大きく見えますが可食部は少ない感じです。
適当に肉を取ってホイル焼きにしてみます。味付けは塩コショウと香草を少し。
グリルで中火で10分後はこちら。ホワイトバランスがくるってますね。
お皿にのっけていただきます。
さて、その味ですが、かなり硬いし独特の香りもしますね。部位によって味が多少違いますが、普通の鳥肉に比べて部位の差があるかっていわれたら微妙で、どこも臭みの強い硬い肉といった感じです。
繰り返して食べようって思うか微妙なところ。というか、美味しかったら昔の人が食べつくして絶滅してるか家畜化してるんじゃないんですかね。
おわりに
今回は害獣駆除で駆除したカラスをいただき食べました。
結果はちょっと臭みあって毎日食べたくないわねってくらい。
注意点は、処理は手袋をちゃんとしよう、火をしっかり通そうの二点です。あと出どころ不明なものや勝手に取っちゃいけませんよってくらいです。
食用として流通してないことから、味はお察しなので、興味のある人向けの食材と言った感じです。
コメント