トウ立ちしたニラの花芽を食べます。
はじめに
野菜の中には、花芽をつけるために「トウが立つ」ものがあります。
一般的に、トウ立ちした作物は、硬くなったり味が落ちるなどで商品価値を失うものです。しかし、トウ立ちした作物を食べるものもあり、例えば菜の花や芽ニンニクなどがあげられます。
ニラも収穫せずに放っておくと、トウ立ちして白い花を咲かせます。今回は花が咲く前の蕾をつけた芽ニラを食べてみます。
食べ方
とても美味しい食材なので、あまり手を加えずにさっと炒めるのが美味しいとのこと。生産者曰く、ベーコン炒めが一番美味しいらしいので、今回はそれを作ってみます。
〇材料
芽ニラ 100g
ベーコン 100g
〇工程
1.食材を一口大に切っておく
2.ベーコンを炒める
3.芽ニラを加えさっと炒め完成
ベーコン、芽ニラは2、3cmに切っておきます。

ベーコンを好みの焼き加減にします。今回は硬めに焼くよりも、焼き色がちょこっとついていて柔らかいくらいがちょうどいいと思います。
芽ニラを加えます。
加熱は、芽ニラに軽く火が通る程度、ニラの青臭さが消えていれば十分です。ちなみに、味付けの塩コショウは不要でベーコンの塩分のみで十分でしょう。
盛り付けて完成となります。
さて、その味ですが、めちゃくちゃ美味しいです、これ。ほんのり甘く、柔らかく、香りもなかなか。ニラの葉ではこの味にはなりません。味は芽ニンニクと似ていますが、太さが全く違うのでこういう食感や味にはならないと思います。
生では青臭く辛味もあったのでどうかなと思いましたが、加熱すると、青臭さや辛味が消えるのでとても美味しくいただけます。
素材を活かした料理に最適と言えるでしょう。
おわりに
今回は芽ニラというあまり見かけない食材を調理しました。
ニラは、トウ立ちする前に収穫するのでトウ立ちした芽を見る機会はあまりありません。とても美味しいので見かけたら是非購入して調理してみましょう。
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