洋梨の概念が変わる「ル レクチエ」

初めて食べたときは頭をぶん殴られるくらい美味しかった。洋梨が苦手な人にたべてほしい。

目次

はじめに

洋梨は好きですか。私は嫌いでした。というのも、実家では仏壇から下げた物を食べるので、食味が落ち、ボケたリンゴのような非常に微妙な味わいを経験したためです。

洋梨が苦手な人に話を聞いても同様な微妙な味で苦手と聞きます。しかし、ル レクチエという品種の洋梨を食べたところ、びっくりするくらい美味しくて、洋梨への見方が変わりました。

めちゃくちゃ美味しい果物だったの全人類に食べて欲しいくらいです。

ル レクチエについて

洋梨といえば、ラフランスという品種が思い浮かびます。しかし、他にも多様な品種があり、ル レクチエもそのひとつです。

ル レクチエの栽培されている地域は、新潟県の旧白根市周辺です。白根は果樹の栽培が盛んな地域で、桃、葡萄、梨など、様々な果物を栽培しています。全国的に知名度のある産地ではありませんが、生産される果樹はどれも美味しく、贈り物やお土産にしても喜ばれます。

ル レクチエは作付けから収穫に適した状態にするために10年以上を要し、高度な生産技術が必要です。そのため幻の洋梨なんて言われてきました。近年、生産量も増え、首都圏のスーパーでも普通に買えるようになってきたところです。

産地では、40日程の貯蔵を行い追熟させ、食べごろ一歩手前で出荷します。食べ頃は袋に記載されているとおり、軸が茶色くなり、軸の付け根が黒くなってきたらです。

このように軸が黒く、軸の付け根も黒くなってきたら食べごろです。言い方が悪いかもしれませんが、腐りかけ直前が美味しい果物と言えます。

購入から食べ頃になるまで部屋に置いておくと芳醇な香りを楽しめます。食べ頃までの間、いい匂いのするインテリアとして楽しむのもいいんじゃないでしょうか。

ル レクチエ食べる

店頭にならぶル レクチエは明るいレモンイエローです。袋に入れたまま比較的涼しいところで追熟を進め食べ頃まで持っていきます。

色が強くなり、軸や軸の付け根が黒くなってきたころが食べごろです。いい香りもしてくるので香りを楽しみながら食べ頃を待ちましょう。

ニオイだけでこれ美味しいやつじゃんと思えます。軸の部分を切り落としてリンゴや梨のように皮を剥き、種の部分を落として食べます。

さて、その味ですが、ニオイからわかるようにとても美味しいです。芳醇な香り、強い甘味、しっとりとした食感があります。和梨(二十世紀や豊水など)のようなシャリっとした歯切れのいい食感ではなく、洋梨の少し柔らかい食感といった感じです。梨と名前が付きますが、もう別種の果物でいいのではってくらい違う作物に思えます。

共通するのは、細かな硬い石細胞と呼ばれるものがある点です。ただ、しっとりしているので和梨ほど石細胞の食感は感じにくいと言えます。

初めて食べたときは、洋梨なんてボケた味で美味しくないあれでしょと思いながら食べたので、あまりの美味しさに驚きました。洋梨美味しいじゃん、ごめん、認識間違っていたよ。

ル レクチエが美味しい理由

果物は鮮度が命で収穫直後が美味しいと思われがちです。しかし、収穫から一定条件で保管して糖度を上げ香りを出す「追熟」と呼ばれる操作が必要な作物もあります。

追熟が必要な果物の代表例はキウイフルーツでしょうか。もぎたては硬くて酸っぱい物体ですが、リンゴと一緒に貯蔵すると酸味が抜け甘く柔らかい触感へと変貌します。

ル レクチエも同様に追熟が必要な果物で、収穫したては硬く甘くないそうです。追熟をすることで、甘く芳醇な香りがして美味しいく変化します。

おわりに

ル レクチエは新潟県を代表する果物のひとつです。芳醇な香りと甘さ、しっとりとした食感は一度食べれば虜になります。これを食べた果樹農家の友達は、洋梨の認識が変わったと言うくらいです。

まだまだ生産量が多くなく、比較的高価な果物ですが、その味は別格なので一度は食べて欲しいところ。自家用だけでなく、贈答用としても喜ばれるので是非食べてみてください。

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