2019年海老名にオープンした作家物の民芸品を扱うお店です。
はじめに
料理を盛り付けるうつわはどのような物をお使いでしょうか。
多くの方はあまり意識したことがないと思います。しかし、日本各地に焼き物の産地があり、それを作る職人がいます。
職人によって作られた物の一部は作家物として販売されています。作家物は、工業的に機械によって大量生産された物に比べ比較的高価ではありますが、一点物でひとつひとつ土の質感や釉薬のかかり具合などが異なり大変魅力的なものです。
好みの産地や作家さんが決まっていれば直接買いに行けばいいのですが、そうでない場合は作家物を扱う専門店へ行って好みの物を探すのをオススメします。
2019年、海老名に作家物のうつわを扱うお店がオープンしました。
店主さんが全国から直接買い付けたものが店頭に並んでいます。また、店主さんの趣味が良く、作家色の強くない料理を引き立てるうつわが数多く並んでいるのも魅力です。
今回は「暮らしを楽しむ道具たち 季節(とき)」を紹介します。
暮らしを楽しむ道具たち 季節(とき)について
2019年にオープンした民芸品を扱うお店です。陶磁器などの食器だけでなく、カゴ、織物、箒など、生活道具を扱っています。
どんなお店なのかはこちらのツイートをご覧ください。
暮らしを楽しむ道具たち
工芸民藝 季節 はこんなお店です☺︎ pic.twitter.com/N9rN7MBfTn— 暮らしを楽しむ道具たち 季節(とき) (@kurashi_toki) September 2, 2019
といった感じです。
最初に訪問したときは、趣味で始めたお店ですと仰っていましたが、どの商品も手に取ると手に馴染みます。こういった作家物を生活に取り入れれば日々の生活が少し楽しくなるでしょう。
価格も一部の物を除き、手に取りやすい価格帯かと思います。
商品は店主さんが旅行も兼ねて全国各地から買い付けているとのこと。店内を見渡せば日本一周できるくらい様々な商品が置いてあります。
個人的には海老名で益子焼や備前焼を見れるとは思わなかったので大変感動しました。ちなみに神奈川県の県央地域からは、木工、箒、焼き物が数点あり、作ってる職人がいたことに驚きました。
お店の様子
外観はこんな感じ。
店内にはずらっと様々な産地、作家さんの商品が並んでいます。
こちらはストール。作家さんが綿花から生産して染め上げているものとのこと。青いのは藍染。
箒や大島紬を使った小物など様々なものがあります。
店主のオススメ
特にオススメしたいのは益子の木村三郎さんのうつわとのこと。
ぼてっとした土の質感、濃い柿渋色でいかにも益子焼といったかんじでしょうか。和食を引き立てそうな力強いうつわです。
他には1月下旬に買い付けてきた琉球ガラスがオススメ。
同じ色形のものはなく一点物ばかり。ずんぐりした形状で重たいので倒れにくく扱いやすいと思います。
おわりに
作家物は高いという印象がありますが、手に取りやすい価格設定がされているため、初めて手に取るものを探すのもいいでしょう。
また、季節にあった物を置いていたりもするので贈り物を探すにも最適です。
店主さんの趣味がよく、置いてある商品に強い作家色は見られません。普段使いにもってこいの物が数多くあります。
入りにくい印象があるとのことですが、気軽にいらして手に取って見てくださいとのこと。
県央地域には作家物を扱うお店がなかったので海老名へお越しの際は、暮らしを楽しむ道具たち 季節(とき)さんを訪問してみてください。
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