旧日本軍の戦跡を見に友ヶ島へ

友ヶ島は、淡路島と加太の間にある紀淡海峡に浮かぶ無人島です。日本の近代化以降、大阪湾の防衛のため要塞化されました。レンガ積みの要塞跡では圧縮された時間が放つ美しさを楽しむことができます。

目次

はじめに

関西で見ごたえのある戦跡として有名な友ヶ島は大阪から電車で2時間、フェリー乗り場まで徒歩20分、フェリーで20分ほど、合計3時間くらいで行くことができます。長年風雨に耐えてきたレンガ積みの砲台跡は、廃墟独特の美しさを楽しめます。

ここは一部立入禁止の場所はありますが、猿島のように弾薬庫の入口に蓋はされていません。行ってみてがっかりということもなく、観光でもガチでも楽しむことができます。ラピュタのような遺跡感を手軽に味わえる場所ともいえます。

アクセス

友ヶ島汽船株式会社が運行するフェリーで行くことができます。料金は往復2000円。

フェリーの発着する時間は季節・繁忙期によって時刻が異なるので公式サイトで確認してください。また、波の影響を強く受けるので運休することもあり、行く前は直接問い合わせすることもお忘れなく。

外部リンク:友ヶ島汽船の公式HP

友ヶ島の写真

行った日は波が高く、9、10時の便が欠航。11時の便で島に渡ったのですが、帰りの新幹線の時間もあり、すべて回ることができませんでした。島の南部の探照灯跡−第3砲台跡−小展望台−第1砲台跡・灯台−第2砲台跡を周り島を半周しておしまいです。

あんまり文章かいてもあれなのでざっと写真を貼っていきます。

人が掘ったと思われる穴があります。2つ空いていてつながっている用な感じ。

探照灯跡とその内部。

兵舎跡になります。

兵舎跡から第3砲台跡へ。トンネルを潜ると弾薬庫跡が姿を表します。

一番友ヶ島っぽい場所。イギリス積みのレンガがとてもきれい。

正面から。造形がきれい。

弾薬庫の中を通り砲台へ。倒木がラピュタっぽいっちゃぽいかな。

砲台跡。もう植物に侵食されています。

こちらの砲台跡に水が溜まっています。

第3砲台跡を抜けるとレーダーがあります。こちらは現役。

小展望台からの眺め。

友ヶ島灯台。

第2砲台跡。崩壊が進んでいて立入禁止。

島の北西の沿岸部。

おわりに

10年位前から行きたかった友ヶ島へやっと行けました。アーチ状のレンガはやっぱりきれいだし、猿島のように弾薬庫の入口や窓に蓋をすることなく整備されていて内部も出入りで可能です。

写真には撮らなかったけど弾薬庫内部はカマドウマやアシダカグモのような節足動物がかなりいるので苦手な方はご注意ください。内部は照明もないのでライトを持っていくことをお忘れなく。

それでは。

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