プチプチした食感が美味しい子持ちのハタハタの見分け方と煮付けのレシピになります。
目次
はじめに
子持ちのハタハタは11月下旬の晩秋から冬のはじめの季節の変わり目に「ゆきおろし」と呼ばれる雷雲が発生する時期に水揚げされます。だから魚偏に雷と書いて鱩と書くんだよなんておばあちゃんの話に出て来る冬の訪れを告げる魚です。
身は白身で柔らかく、卵のプチプチした食感は絶品です。
オスとメスの違い
ひと目で違いがわかります。画像の上がメス、下がオスです。
メスは肛門が黒っぽく、オスは腹部と同じような色をしています。これは内部の色みたいなものなので切ってみるとわかります。
まずはメスから。
黒っぽい卵巣がぎっしり詰まっています。
こちらがオス。
白子が入っています。
といった感じで簡単に見分けることができます。
調理法
煮魚の煮汁は比率が決まっているので色々な煮付けに応用可能です。
水 お玉4
酒 お玉4
しょうゆ お玉1
みりん お玉1
砂糖 大さじ1
ヌメリをしっかり取ってから頭、内蔵、エラをとりましょう。これを取らないと苦味の原因になります。胸ビレから包丁を入れて内蔵を切り落とさないように頭を落とせば内臓は引っこ抜けます。再度よく洗い血などを落として下処理は終わり。
今回は鍋にハタハタ6匹を入れて上記比率で調味料を入れて煮詰めます。
沸騰してから弱火で20−30分くらい煮て完成です。
煮魚は出汁を入れずにシンプルな味付けが好きなのでこんなもんです。卵がプチプチしてて美味しい。
おわりに
ハタハタを食べるならメスに限ります。肛門が黒っぽい個体を選べば間違いありません。冬の訪れを告げるハタハタを見かけたら手にとって見てはいかがでしょうか。
それでは。
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