パセリの食べ方、下ごしらえ

湯がいてからしぼって使いましょう。彩を添えたり刻んで香りをつける以外にも様々な料理に使えます。湯がけば体積も減るので大量消費可能です。

目次

はじめに

パセリは好きですか、と聞くと好きな人はあまりいないのではないでしょうか。揚げ物に添えられているパセリはクセが強く、そのまま食べても美味しくありません。ハーブとしてフレッシュな物を刻んだり、ドライハーブとして利用することもありますが、使う量は少量です。料理に必須のものでもなく、脇役的な使い方が多いと思います。

スーパーで販売されているパセリは結構もっさり入って100-200円程なのです。使い切るには量が多く感じます。また、家庭菜園も用意でポット苗を買ってきて雑に植えておけば勝手に育ちます。そしてアホ程採れるわけです。

余らせても勿体ないし、ちゃんと食べれば美味しいので、今回はパセリの可能性について検討します。

パセリが美味しくない理由

パセリは濃い緑色で天ぷらや千切りキャベツなど、色の薄い料理に添えられると映えます。料理では見た目も大事で、赤色や濃い緑色があるとすごく美味しそう見えるものです。そのため少量添えて見た目をよくするために使われます。ミニトマトやカットトマトも同様ですが、パセリはあまり美味しくないので避けれれるのが現状です。

美味しくない理由のひとつは独特の味です。生のパセリは強烈な香りと独特の苦みがあり、慣れていないと食べられません。同じセリ科のパクチーも同様でカメムシのような青臭さと苦みから食べれない人もいます。

このような食材は生で食べるのをあきらめて一度湯がくと美味しく食べれます。茹でる操作には消毒や消化を良くする以外にも、苦みを抑えて食べやすくする役割があります。

パセリの下ごしらえ(湯がきかた)

アクや臭みの強い食材はアクとりや茹でこぼしが行われます。例えば、タケノコや山菜はアクが強いので茹でてアク抜きをするのが一般的です。パセリもクセが強いため、お湯に通して食べやすくしましょう。他の食材と異なるのは、葉が薄いため一瞬で火が通り食べやすくなります。

パセリの下ごしらえは次の通りです。

STEP
お湯を沸かす
STEP
10~60秒湯がく
STEP
水道水にさらし熱を取る
STEP
硬くしぼったあと、ほぐす

オススメの料理

・おひたし

・肉巻き

しゃぶしゃぶ

・炒め物(最後にまぜる)

といった食べ方がオススメです。既に火が通っているので炒め物の最後に混ぜたり、煮物の付け合わせにちょいと盛り付けると煮汁を吸って美味しいです。

おわりに

パセリは付け合わせに使う脇役というイメージですが、湯がいて使えば料理を美味しくする名脇役としてなくてはならない存在へ変化します。

買ったら思った以上に量があって余らせてしまったり、家庭菜園では使い切れないだけ収穫できたりもするので、ちゃんと料理して美味しく食べてみてはいかがでしょうか。

食べ方はまだまだ色々ありそうなので、既存の考え方に捕らわれずに色々な料理に使えると思います。美味しい食材なので是非お試しください。

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