刺身の薬味や白いごはんのお供にどうぞ。
はじめに
ショウガは非常に強力な消臭作用があるため様々な料理に用いられます。
スーパーで手軽に入手できるショウガは、一定期間寝かせ貯蔵性や辛味の強くなったものです。年中入手可能ですが、繊維質が強いためスライスして食べたりするのには適しません。
辛味が弱く、繊維質の少ないものは秋口に市場に出回る新生姜と呼ばれるものになります。
今回は新生姜を使った保存食を作ります。といっても醤油漬けにするだけなんですけどね。
作り方
〇材料
ショウガ 適量
醤油 適量
保存容器
〇工程
1.刻んだショウガを水に晒し辛味を抜く
2.保存容器にお湯を満たして消毒し、お湯は捨てる
3.辛味が程よく抜けたらショウガを保存容器に詰め醤油で満たす
4.1週間程寝かせて完成
ざっくりこんな感じです。
それでは詳しい工程を写真付きで紹介します。
原料はこちらです。新生姜適量。
良く洗い、茎を除去して刻んでいきます。面倒なのでここはぶんぶんチョッパーの出番になります。
はい、みじん切り。
刻み切れてない大きいやつもいますが気にしません。
水をゆっくり注ぎ細かなものは流してしまいます。
30分くらい水に晒して辛味を抜き、よさげな辛味になったら水切りネットでよく絞ります。
ビンにぎゅうぎゅうに詰めてゆっくり醤油をそそぎます。適当にスプーンや箸でつつきながら空気を抜きつつ隙間に醤油を満たしましょう。
完成手前でこんな感じです。
蓋をして1週間くらい寝かせれば完成です。
これでしばらく保存が効くので適当なときに取り出して食べましょう。
水に晒して辛味を抜くと、味や香りが飛んでしまうように感じますが、なかなか枯れないので好みのタイミングで醤油漬けにしてしまって大丈夫かと思います。ちょっと辛味が残っていても漬け込んでしばらくすると辛味は消えるので、割と雑に作っても問題なさそうです。
完成したらご飯に乗せたり薬味として利用しましょう。
万能調味料的な位置に来ると思います。
特にアジやサンマなどの光り物の魚との相性が抜群で、刺身を醤油に漬ける必要がないので大変便利な調味料と言えます。
あとは豆腐や栃尾揚げ、スープにちょい足しといった具合に色々使えます。
おわりに
新生姜は旬の時期にしか入手できませんが、苦みや繊維質が少なく加工するのにもってこいです。
美味しくてあっという間に無くなってしまうので、新生姜が出回る時期にちょっと多めに仕込んでおきましょう。
出汁を入れるレシピ等々ありますが、まずはシンプルな醤油漬けをお試しください。
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