フライパンで上手にステーキを焼くコツ

経験をもとに美味しく焼くコツみたいなものを紹介します。低温調理もいいけど、ミディアムくらいなら簡単に作れます。低温調理もいいけど、たまにはしっかり焼いた肉も食べてみてはいかがでしょうか。

目次

はじめに

肉を焼く方法は色々あり、最近は低温調理した肉の表面に焼き色を付ける方法がよく紹介されています。

この調理法だとミディアムレアのステーキを失敗なく作れます。しかし手順が多く時間もかかり面倒です。

今回はこういったことをせずにフライパンでそこそこ美味しい普通のステーキを焼く方法を紹介します。

作り方

コツは、

厚さ2-3cmの肉を用意すること

焼き色は片面のみにつけること

ひっくり返すタイミングは肉汁が少しでてきたところ

以上の3点です。

儀式のように室温に戻したり塩や胡椒を振るとかせずにこれでOK。

◯材料
肉    2-3cmのもの
バター  5g
牛脂   5g
ニンニク 1片
塩    肉の重さに対して1%弱
ハーブ  好み
タレ   好み

◯工程
1.フライパンに油類、ニンニクを加え加熱する
2.肉を入れる
3.表面に汗をかいてきたらひっくり返す
4.ハーブ、塩コショウをして2分焼く
5.焼き終わったらアルミホイルで包んで休ませる
6.カットして盛り付け完成

それでは作っていく細かな調理過程を紹介します。

まず、フライパンバターと牛脂、ニンニクを入れ加熱します。火力は中火。最後まで中火。

バターの泡立ちが消え、茶色っぽくなってきたら肉を投入します。このときは冷蔵庫から出した直後に入れました。

肉は鮮やかな赤い色です。

肉の表面に肉汁が出てきたらひっくり返すタイミングです。これは、加熱によってタンパク質が縮み初めて肉汁が出て来るためです。したがってこれ以上の加熱を行うと固くなりすぎてしまいます。

ひっくり返すと程よい焼き色がついています。後は2分くらいさっと焼いて終わりです。このとき焼きあがる前にハーブ、塩コショウでの味付けをします。

あんまりハーブの香りが強いステーキは苦手なのでほんのりくらいで。

いちおう儀式的に肉をアルミで包んで水分が抜けすぎないようにだけしておきます。10分くらい休ませれば十分でしょうか。

あとは盛り付けて完成となります。

中はほんのりピンク色のミディアムです。ほどよい硬さと食べごたえでとても美味しくいただけます。端っこはちょっと薄く火が入りすぎてしまいましたが、色々な食感が味わえるということで無視します。

おわりに

科学的に完璧な調理法というのはあれこれ言われていますが、経験則を元にして焼いてもそれなりの焼き上がりとなります。

低温調理は再現性が高く完璧な焼き色にすることができますが、専用の器具が必要だったり調理時間が長くなってしまうなどハードルが少し高いものです。

専門の器具がなくてもそれなりには焼けるので初めての方は是非挑戦してみてください。ちなみに私は焼くのに何度も失敗を繰り返しています。初めから成功しようと思わずに何度か失敗して経験を積むことも必要かと思います。

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