ロビオと呼ばれるインゲン豆を使ったサラダになります。色々なレシピはありますが、今回紹介するものはクルミで和えたものになります。
はじめに
世界一日本人の口に合う料理なんて言われたりするグルジア(ジョージア)料理にはナッツ類を使った料理が多くあります。
例えば、プハリと呼ばれるクルミ和えは、スパイスと香味野菜の香りとクルミの濃厚さが合わさりとても美味しいものです。
ロビオは、グルジア(ジョージア)の郷土料理です。豆をさす言葉でクルミ和えでないレシピもあるようです。
今回紹介するロビオは、プハリに似たスパイシーで濃厚なクルミ和えになります。
作り方
◯材料
赤インゲン豆 150g
サヤインゲン 150g
クルミ 50g
タマネギ小 1/4
ニンニク 1片
パクチー 1本
バジル 8枚
万能ねぎ 1本
酢 大さじ1と1/2
塩 小さじ1
胡椒 小さじ1/2
はちみつ 小さじ1/2
フェネグリーク 小さじ1/3
インゲン豆、サヤインゲン、300gに対しての分量です。ちょっと多く感じますが、作るとまぁこんなもんだよねってくらいの量になります。
今回作るのはどっちも150gずつ使って300gとしました。
赤インゲン豆は調理済みのパウチのものを買うと、水を吸わせたり煮たりせずそのまま使えて便利です。
スーパーになかなか売っていないのはフェネグリークくらいなのでない場合は通販で。
◯作り方
1.サヤインゲンをレンジでチンして火を通して流水に晒し熱をとり切る(500W2分くらい)
2.クルミをオーブンでローストして焼き色をつけすりつぶす
3.タマネギ、パクチー、バジル、万能ねぎをみじん切り、ニンニクはおろす
4.2と3を混ぜる半分にする
5.それぞれに赤インゲン豆、サヤインゲンを加え合える
それでは画像つきで詳細な作り方を紹介します。
サヤインゲンをレンジでチンして水にさらす操作と同時にクルミの下ごしらえもします。
クルミはオーブントースターにアルミホイルをしいて5分くらい加熱します。焦げ付かないくらいでいい匂いがして焼き色が付いてきたら取り出しましょう。
この間手がすくので食材をみじん切りにしていきます。
タマネギを適当にきざみ、パクチー、バジルを刻んでいきます。
私自身がパクチーが苦手なので多くは入れずに1本だけ。これ以上増やすと苦手な領域になるので好みで調整してください。入れないと美味しくないので苦手でもいれましょう。
バジルは適当に7-8枚みじん切りにしておきます。
インゲン豆、サヤインゲン以外全てを加えます。
まぜるとペースト状の美味い物体ができます。
半分別のボールに移して赤インゲン豆を加え和えます。
もうひとつのボールに残りを加えて和えていきます。
あとは余ったハーブ類を添えて見栄えを良くして完成となります。
これ、見た目からは想像できないくらい美味しいんです。
スパイシーでとても濃厚。そんでもってパクチーが嫌いな人でも食べれるくらいにパクチーがいい仕事してます。
プハリのレシピに近く、スパイスが異なるだけですがかなりスパイシーで違う感じです。他の材料との相性もよく、和の食材の枝豆でもとても美味しくいただけました。鮮度が落ち塩ゆでで食べることに適さない見切り品でも美味しく食べれるので試してみてはいかがでしょうか。
おわりに
グルジア(ジョージア)ではナッツを使った料理が多くあり、ロビオもナッツを使った料理になります。
その味はとてもスパイシーで病み付きになるくらい美味しいものでした。
日本人の口に合う料理が多いのですが、食べれる場所は限られます。レシピは難しくないので作ってみてはいかがでしょうか。
これまで作ったグルジア(ジョージア)料理も合わせてご覧ください。
参考資料
家庭で作れるロシア料理
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