自炊を長く続けるコツ

料理を作ることを義務化せず、緩く長く継続しましょう。

目次

はじめに

自炊をする目的は色々あります。

多くの人は節約が目的だったりしますが、これを理由に続けていると苦しくなってきます。理由は、義務感や必ずやらなければいけないといった責任感が毒として働くためです。

こうなってしまうと、食事を作ることが苦痛になってしまい、次第に嫌になってきます。

長く続けたい場合、適度に休みましょう。共働きでお互いぐったりなら尚更です。どちらかに押し付ける仕事でもないので、無理のない範囲で外食したり買ってきましょう。

今回は、楽しみ方やモチベーションを保つ方法を紹介します。

楽しみを見つけよう

お金以外の目的を持ちましょう。何でもいいです

・食べる人の喜ぶ顔をみたい

・調理時間タイムアタック

・楽な工程を考える

・まだ見ぬ美味しい料理への挑戦

・小さな成功体験を積む

楽しみ方は人それぞれです。例えば、カレーに隠し味を加えていくのって面白くないですか?食べ物で遊ぶなと怒られそうですが、遊んでいいです。遊ぶのって楽しいですもん。混ぜるのって本能的に面白いんだと思います。

何か気になる、面白そうだなと思ったことを試してみて自分だけの料理の楽しみ方を見つけましょう。

私の場合、見たことのない食材を食べたり、郷土料理や外国料理を作るのに魅力を感じます。なぜその食材が使われているのか、料理法がそうなったか、といった文化的な背景も知ることができ、いつか旅行で訪問するきっかけにもなります。

他にも小さな成功体験を積むことが大事だと思います。自分で美味しい料理を作れた、盛り付けがきれいにできた、片付けまできっちりできた等々、小さな成功体験を積むと自信が付きます。

コスト意識は程々に

数円違う商品を買うためにスーパーを行き来する人がいるようです。すごいなと思う反面、移動の費用、時間を考えるともったいないなと思えてしまいます。

人間は損をしたくないと考えるようなので、気になってしまうのは仕方ない部分はありますし、自分だって購入金額よりも安い物を見かけると残念な気持ちになります。しかし、あまり気にしないように心がけるだけでも精神衛生上いいかと思います。

どうせ見切り品以外では価格に大きな差はありません。損しているように思えますが、数円から数十円です。そんなことに気を取られないように他に楽しいことを見つけましょう。

気が乗らないときは料理を作らない

人間は感情があります。機械じゃありません。どうしても気が乗らないことだってあります。

自分自身、一人暮らしを始めて10年以上たちますが、仕事の繁忙期や趣味に没頭しているときは自炊はできていませんでした。現在、大半を作るようになりましたが、週に1度や2度は面倒なので外食や買ってきて済ませることもあります。

ノルマのように課せられてしまい、嫌でも作らなければいけない状況が続くと作ることが本当に嫌でたまらなくなってしまいます。そうなる前に休憩しましょう。仕事でもないし、作らなければ死ぬわけでもありません。外で買うなり食べてくるなりしてお金で解決です。

お気に入りの飲食店や総菜など見つけよう

今夜は料理をしない、と決めてもお腹は空きます。また食べたいと思える飲食店、定番のコンビニ・スーパーの弁当や総菜などいくつか見つけてきましょう。

マクドナルドでも牛丼チェーンでもなんでもいいし、スーパーやコンビニでも美味しいものは沢山あります。自炊以外の選択肢を複数もっておく必要があります。

1週間くらい食いつなげればいいじゃないでしょうか。家族がいると厳しいかもしれませんが、料理を作らずに生きていくのも必要なスキルです。

家族がいる場合

家族がいる場合は気軽に休むことはできません。という先入観をお持ちではありませんか。専業で家事をやっていたとしても、気が乗らないことだってあります。共働きの場合なら尚更で、フルタイムで働いた後にきっちり作るのはしんどいものです。

昭和の時代はお母ちゃんが作るものでしたが、令和の時代は好きな人が気が向いたときに作るものでもいいと思います。このあたりは家族によって違うのでよく話し合ってから理解を得ましょう。

自炊の負担を軽減する方法

自炊が面倒な理由はいくつかあります。

・献立を考えるのが面倒

・品数を揃えるのが面倒

・買い物が面倒

・作るのが面倒

・片付けが面倒

理由をあげるとこんなもんでしょう。これらが頭の中で絡まって面倒で気乗りしないと言う状況をつくります。

献立を考えるのが面倒

料理を作る前の最も面倒なことです。解決のしようもなく、スーパーで食材を眺めながら決めがちです。解決方法は、自分の作れる定番の料理をエクセルやスプレットシートやメモ帳で一覧にして眺めて決めるかサイコロを振って決めましょう。決まれば面倒あとは作るだけです。

品数を揃えるのが面倒

一般的な献立は一汁三菜なんて言われていたりもします。こんなに作れねーよってのが本音です。土井先生も一汁一菜でいいなんて言ってますしね。

とはいえ、もう一品欲しいなというときは皿に盛り付けるだけで完成するものを取り入れます。

例えば、豆腐、納豆、もずく等です。他にもポテサラ、春雨サラダ、ナムルなどの総菜を利用してもいいでしょう。すべての料理を自分で作る必要はありません。口に合う総菜を見つけて食べましょう。

買い物が面倒

買い物が面倒な場合、缶詰やレトルトでしのぎましょう。これらは常温で保存ができます。例えば鯖缶やツナ缶は味ぽんをかけてパスタに和えるだけで料理になります。

レトルトのカレーは、炊いたご飯やパスタにかければ食べれます。

家で籠城しても大丈夫なように冷凍食品を含めて数日分のストックを用意しておくのをオススメします。

作るのが面倒

作るのが面倒な場合はコンビニやテイクアウト、外食で済ませましょう。義務感から作る料理はしんどいものです。前述したとおり、無理して作らなくてもいいと思います。

片付けが面倒

調理中に使った調理器具や食事後の食器を洗って片付けるのは最も面倒な作業です。量が多いと時間もかかるし、手荒れもしてきます。

片付けに不満を抱えているなら食洗器を検討しましょう。時間の節約、手荒れ軽減には絶大な効果が得られます。

食洗器を買うまでもない、食洗器未対応の食器を使う場合は、洗い物を貯め込まない工夫が必要です。

例えば、調理中に使った器具は、調理中の空き時間に洗ってしまう、盛り付けはワンプレートに収めるようにするといった感じです。食べたら一休みして片付けるよりも、流しに持っていったら一気に洗ってしまってからの方が心が休まります。後回しにしていると、その間も頭の片隅に残り続けます。さっさと片付けて流しも頭の中もすっきりさせましょう。

おわりに

自炊を継続するコツは、義務化しないで適度に手を抜くことです。気が乗らない日は作らずにコンビニやスーパーの弁当や冷凍食品、テイクアウト等で済ませましょう。

家族がいる場合は、家族とよく話し合い理解をしてもらう必要があります。1人や2人分なら負荷も少ないですが、3人4人と増えてくるとしんどいものです。どうしても気が乗らなかったり過労気味なら無理して自炊する必要はありません。

うちの場合、自炊するのは週に4、5日くらいなので参考までに。

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