その効果はビッグモーター店舗前の植栽で実証済み。全国の店舗で実績のある製品なので安心して使えます!
はじめに
庭や駐車場の草の管理って大変ですよね。抜いてもまた生えてくるし、土のない場所でもコンクリートやアスファルトの隙間から生えてきます。
1、2株抜くちょっとの作業なら苦にはなりませんが、庭全体や手の届きにくい植木の中など長時間の作業を伴う場合、立ちくらみに伴う貧血や転倒、夏なら熱中症リスクなど、1円にもならないのにリスクだけ上昇していく罰ゲームです。
こういうのは科学の力でサクっと済ませましょう。
というわけで除草剤を買いに行くと、各社から色々なものが販売されていてどれを選んだらいいかわからないし、効果もわかりません。私もわかりませんでした。しかし、会社を上げて全国で実績を上げてくれた製品が存在します。それが「ザッソージエース(フマキラー製カダン除草王シリーズ)」です。
証拠はこちらのストリートビューのスクリーンショットを御覧ください。

非常にわかりにくいのですがBIGの看板の下付近にオレンジ色の箱が見えます。

拡大すると除草王の文字がうっすら見えます。色形からザッソージエースであることが確定です。
ビッグモーターさん、実証試験ありがとうございました。
ザッソージエース(フマキラー製カダン除草王シリーズ)の成分
ラベルによると、成分は次のとおりです。
グリホサートカリウム塩 0.86%
界面活性剤、水等 99.14%
除草剤としてグリホサートが入っています。ボトルに記載してあるように、希釈せずそのまま使えるというのが家庭用の製品としての特徴でしょう。スギナにも有効な濃度とのことなので、グリホサートの濃度は若干高めとなっています。
グリホサートは皆さんよくご存知のラウンドアップに含まれる有効成分の一つです。植物の代謝を止め、栄養不足を起こして枯れるといった製品で、環境中への影響が小さく、安全なことから広く使用されています。
グリホサートの危険性や安全性
ラウンドアップは危険といった話を見かけたことはありますでしょうか。ラウンドアップの主成分がグリホサートで発がん性があって危険なんでしょと思われますが、そうとも限りません。枯葉剤と混同されがちですが、異なります。
なにより、そんなに発がん性が高かったら使用している農家でがん発生が増え、健康問題に発展しています。私の周りの農家や親族にそのような人はいませんし、聞いたこともありません。高濃度のものや接触頻度の高い人で健康被害が出てない以上、除草剤に関する健康被害的なものはデマです。
枯葉剤との違い
ラウンドアップ(グリホサート)と枯葉剤は同一ではありません。主な成分は次の通りです。
グリホサートイソプロピルアミン塩
2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸
2,4-ジクロロフェノキシ酢酸
(不純物として、2,3,7,8-テトラクロロジベンゾジオキシン)
ネットや自然派界隈では、ラウンドアップは枯葉剤として広く知られていますが、作っていた会社が同じだけで成分は異なります。
枯葉剤の問題点は、不純物としてダイオキシン類を含んでいたため、ガンや奇形などの問題が問題になりました。一方でラウンドアップを使用して健康被害や奇形、ガンといった被害は見られません。接触する頻度の高い農家ですら無傷なので健康被害は起きないと思われます。
同一視して危険性を訴えるのは賛同できません。
木を枯らす能力
様々な店舗前の現地の様子から街路樹や植木が枯れていることが広く知られ、除草剤の効果がすごいと話題になっています。しかし、ザッソージエースに含まれるグリホサートは、葉から吸収して代謝を止め徐々に枯らす薬です。土中では分解反応が進むこと、土に吸着して浸透しにくいことから、土にかけて植物を枯らすとっいった性質の製品ではございません。
ラベルの適用作物に樹木類、樹木等とありますが、これは樹木を枯らすという意味ではなく、樹木の株元に生えている下草を枯らすものです。また、樹木はその質量も巨大なので枯らすためには多量の除草剤が必要となります。
グリホサートだけではここまで樹木を枯らすことはできないのではないかと思われます。信じられないくらい多量にまいていたり、木に穴をあけて流し込んだりしないと枯れるには至らないのではないのでしょうか。
ビッグモーターの土壌から検出が可能か
グリホサートは土への吸着性が高く拡散しにくいこと、土へ吸着した後、分解が早いことが知られています。そのため、ビッグモーターが植栽に除草剤をまいていたとしても除草剤を検出できない可能性があるわけです。
では、実際にどのくらい検出可能なのかというと、文献値ではありますが6ヶ月以上と報告されています。
草を徹底的に生やさない場合、数ヶ月に1度の散布は必須です。ビッグモーターは道路から車を見えやすくするためではなく、査定を下げられないため除草剤を散布してたと言われています。また、厳しいチェックがあると言われている環境整備点検は月に1度程度と言われています。
従って高頻度で除草剤の散布が行われていたと考えられ、土中から除草剤の検出可能と思われます。
おわりに
ザッソージエースは、グリホサートを主成分とした除草剤です。耐性のあるスギナにも効くため、高濃度の処方となっています。
グリホサートを含む除草剤を枯葉剤とレッテル貼りする過激な自然派もいますが、含まれている物質が異なりますし、危険な物質ではありません。
除草作業は熱中症や立ちくらみに伴う貧血や転倒リスクがあるため、なるべく省力化しいものです。特に家の庭や駐車場なら尚更といえます。
そういった意味でもビッグモーターで実績のある除草剤を使いましょう。これなら希釈不要でそのまま散布可能です。購入はこちらのリンクからお願いします。
参考資料
日本法科学技術学会誌, Vol.25, No.1(2020), p15-21
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