子持ち高菜の天ぷら

祝蕾や蕾菜と呼ばれる肥大した脇目を食べる作物です。癖のない味なので素材の美味しさを活かした手を加えない料理がオススメ。

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はじめに

子持ち高菜という野菜をご存じでしょうか。

福岡あたりで早春の訪れる野菜として親しまれているそうです。最近、スーパーの山菜コーナーやJAの直売所で見かけることも増えてきました。その味は、からし菜特融の辛味や苦みがなく、美味しいとのこと。

素材の味を活かしたシンプルな料理がいいということで天ぷらにします。

天ぷらの作り方

子持ち高菜は、生でも食べることができます。火を通しすぎると柔らかくなりすぎたりして食味が落ちるので、揚げる温度は180℃で2分程度で十分でしょう。衣がカラッとしたら十分かと思います。

衣は市販のてんぷら粉を使って天ぷらにします。重たい衣にしたくないのでてんぷら粉記載の水分量より水は10%程度多くします。

子持ち高菜は一口大に切っておきます。

揚げ終わったら油をよく落として完成です。

サクッとした衣と子持ち高菜のホクホクした食感がたまりません。苦みやクセはなく、塩や抹茶塩がよく合います。天つゆよりも塩の方が美味しいかな。

しっかり火を通すよりも、内部は半生くらいがちょうどいいと思います。生でも食べれるものですし、食感重視で。

今回は天ぷらにしましたが、薄切りにして炒め物にしてもいいし、串にさしてBBQに使ってもいいと思います。後はペペロンチーノに入れれば春野菜のペペロンチーノと言った感じになります。

おわりに

子持ち高菜は2月前後の限られた期間にしか出回らない珍しい野菜です。からし菜特融の味に苦みはありません。生でも食べることができ、柔らかくほんのり甘味があります。

オススメの料理は今回紹介した天ぷら以外だと、浅漬けや炒め物など、なんでもいけそうです。生産者に話をちらっと聞いたところ、リピーターが多く、すぐ完売してしまうので見かけたら迷わず購入してほしいとのことです。

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