ホップのツルを食べる

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はじめに

ホップという植物をご存じでしょうか。

ビールに入っているアレと言えばわかりやすいかと思います。アレ自体は、雌株の毬花と呼ばれるもので夏に収穫したものを乾燥して使うそうです。ホップの生産はビール会社が契約した農家と生産しているため、ほとんど市場に出回りません。また、苗自体は販売されているのですが、全長5m以上の大株になるため、家庭菜園に不向きな作物です。

実際にプランターで栽培に挑戦しましたが、ツルを上手に伸ばせず、夏に水切れを起こしてしまったため、毬花を収穫するに至りませんでした。とはいえ、ツル自体はよく出るので適当に収穫して食べることができます。

ホップのツルのおひたし

若い芽を摘み取って作ります。生のツルをちょっと食べてみると、強い苦みと爽やかな香りがします。苦すぎるので多くは食べれません。さっと湯がいて苦みを落として食べましょう。

ボールに移し、お湯を注いで1分程湯がきます。

生のものに比べ色味がほんのり良くなった感じがします。

これを適当に切って盛り付ければ完成です。

あとは適当に出汁や醤油をかけて食べます。そのまま食べても苦みがなく、結構美味しいので好みに合わせて変えましょう。

さて、こいつの味なのですが、生の時の苦みが消えて美味しいです。でもツルのザラザラ感がどうしても取れないのでちょっと食感が悪い感じがします。風味がよく、山菜系で似たものがあるのですが、名前が思い出せません。

栽培している人しか味わえない珍品ということで、美味しかったです。

おわりに

ホップはビールの原料として栽培されていますが、ほぼ入手できません。苗自体は売っているので自分で栽培すれば収穫も可能です。しかし、栽培には広い土地と高く仕立てる設備が必要なので家庭菜園で作る難易度も高いと言えます。

毬花まで収穫できずともツルを食べたいというのであれば栽培は容易なので栽培してみる価値はあると思います。苗は通販の入手できるので適当な品種をお試しください。

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