ヤマモモの加工例

初夏に実るヤマモモは松ヤニのような独特の香りがする甘酸っぱく美味しい果実です。生食以外に加工する場合、ペクチンの含有量が少ないため、ジャム以外にするのがオススメ。

はじめに

ヤマモモはスーパーで買える身近な作物ではありません。よく見かける場所として、街路樹や公園、市役所など人が管理する場所があげられます。

入手する場合は、こういった場所で採取する、苗を購入して育てる、通販で探すくらいになります。

幻の木というわけでもなく、わりとそこらじゅうにあるので探してみるのも面白いと思います。

ヤマモモの食べ方

ヤマモモはペクチンの含有量が低いため、ジャム作りに向きません。作ることはできますが、濃度を上げるため加熱時間を長く取らなければならないのでフレッシュな香りは損なわれます。

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生のまま冷凍するとアイスのトッピングに合います。また、コンポートにすれば加熱時間も短いので保存が効き他の料理にも使いやすです。

他には月並みですが果実酒と言った感じになります。

冷凍ヤマモモ

冷凍させることで香りを損なわずに保存できます。そのまま食べたりアイスへのトッピングにしてみてはいかがでしょうか。

ヤマモモのコンポート(砂糖煮)

コンポートは砂糖水で煮込んで作ります。砂糖の割合は、水に対して25%に調製します。これは大体の数字なので目安くらいでOKです。

◯材料
ヤマモモ  500g

シロップ
白ワイン  200mL
水     100mL
砂糖    75g

その他
レモン   1/2個
カルダモン 数粒

白ワインと水を足して、水300gと仮定して砂糖の量を算出しました。もちろん正確な数字じゃありませんが、大体の量でいいのでまーこんなもんで。

◯作り方
1.よく洗う
2.鍋に材料を入れる
3.沸騰させて弱火で15分加熱
4.レモンを絞り完成

仕上がりはこんな感じです。

シロップを炭酸で2-3倍に希釈して飲むととても美味しい。ファンシーなピンク色なので見た目も素敵です。

他にもポークソテーの付け合せにしたり、ソテー類のソースに使うと美味しくいただけます。ソースにする場合は、醤油:シロップ=1:1くらいにするとほんのり甘酸っぱく良い香りのするソースになります。

ヤマモモの果実酒

梅酒の作り方と基本は同じです。果実を冷凍させることですぐにエキスが抽出できます。

◯材料
ヤマモモ 500g
氷砂糖  500g
焼酎   900mL

冷凍した果実に氷砂糖と焼酎を加えます。この分量だと少し甘めなので氷砂糖を減らしてもいいと思います。甘さが足りなければ砂糖を追加すればOK。

梅酒と違い、熟成させずに飲むことができます。一晩でこのくらいになります。

ファンシーなピンク色。天然の色素でこんな色になるのにちょっと驚きです。

ヤマモモのフレッシュな香りのする美味しい果実酒となります。

ロックだと少し甘ったるいのでソーダ割りがオススメ。色はドピンクですが、着色料は一切使用していません。

おわりに

街路樹や公園に植わっているヤマモモは初夏に実ります。独特な松ヤニのような香りがしますが、甘酸っぱくとても美味しい果実です。

そのまま食べても美味しいのですが、加工して保存性を高めて他の料理に使っても良いと思います。

美味しいので見かけたら是非試してみてください。