梅酒に使う梅の前処理として「追熟」を行う

香りの良い梅酒にしたいので一部の梅を追熟させます。良い香りがするまでと言われていますが、じゃあどのくらいというのは文献値で4日と報告されています。今回は追熟の効果の程を書いてみようと思います。

はじめに

果実は、追熟(ついじゅく)させることでより美味しくなります。よく行われれるのが、バナナやキウイ、アボカド、メロンなど様々な農作物です。これらは硬い果肉を柔らかくするためだったり、より美味しくするためだったりします。

梅酒に求める梅

僕は酸っぱい完熟梅酒が苦手です。酸っぱ過ぎて。でも香りはすごく良くってなんとかならないかと思い、梅を追熟させることにしました。

追熟させることで梅の爽やかな匂いはモモのようなフルーティな香りになります。また、追熟後に梅に含まれる有機酸は減少するので酸っぱくさせない利点もあります。

梅の追熟

購入した梅はこのような青梅にちょっとだけ黄色くなりかけた梅が入っています。

全部追熟させてもいいんだけど、一部を追熟させます。

4日後はこちらになります。ほんのり黄色くなりました。また、袋越しでもすっごくいいモモのような、ブドウのような香りがします。これだけでもかなり美味しいそうな感じがします。

おわりに

今回は梅の追熟を行いました。梅酒を作る前処理です。追熟を行うことでモモやブドウのような芳醇でフルーティな香りが出てきます。これを梅酒に使うことで香りがとてもよい梅酒になることでしょう。

追熟を行う前の梅と比較すると、香りの良さは段違いです。青梅からも爽やかな良い匂いはするのですが、イマイチ。追熟を行うことで完熟した果物のような香りになります。

次回はこれを使った梅酒の仕込みになります。

「追熟梅酒」を作る

梅酒関連の読み物のリンクは次の通りとなります。興味があれば一読下さい。

梅酒に起こる化学変化と製法による味の違い

参考資料

園芸学研究, Vol.7, No.2(2008), 299-303